音楽室より

 不ぞろいからすてきなハーモニーへ 2014.5.20
♪5/20(火)5限目,5−4
 声のひびく子どもたちの多い学級です。
 「いつでもあの海は」の二部合唱。
 最初からソプラノアルトに分かれて歌う方法もあります。
 けれども小学生は,ほとんどこれで「どつぼ」にはまります。
 うまくハーモニーができあがらないのです。
 そこで「『いつでもあの海は』ゲームをしよう!」と声をかけます。
 4〜7人のグループを作ります。
 4段ある歌の3段目を歌ったら,ハンドサインで1をします。
 私が聴いてOKだったら4段目を歌って,2のサインをしてOKだったらおしまい。スピード出してどんどん活動していきます。
 3分もかからないうちにどのグループも歌い終わり,その場にすわることができます。
 「ここまでが練習だよ」
 本番は,アルトのメロディです。3段目が追っかける感じ,4段目が同時に動く感じ。まともに練習するとやっかいなのですが,
ここまでくると子どもたちは勢いでやってしまいます。
 最後にグループでソプラノ側とアルト側にわかれて合わせて歌います。
 ソプラノとアルト両方の声がはっきり聴こえる合唱に仕上がっています。
 書くと長いのですがここまでで20分かかるかどうかぐらいです。
 子どもたちに過度なストレスをかけずに,楽しんで合唱を経験させていきます。
 ところで,この歌は最後にソプラノ側もアルト側も同じファの音で終わります。
 耳をすませてここをピタっと合わせます。
 ここまでにいっぱい歌っていますので,子どもたちはきれいなユニゾンを歌うことができて満足しています。
 子どもたちがあまり悩まないで楽しく活動をしていく方法を,これからもどんどん工夫していきたいと思います。

 「ペールギュント」で何を教える 2014.5.19
♪5/19(月)1限目,4−4
 自分が小さいころは「レコード鑑賞」でした。
 ときどき雑音がまじった音がなつかしいです,
 きょうは「ペールギュント」の朝を聴きました。
 「聴いたことありますか?」
 「放送で聴いた」
 「フルートだ!」
 「よく知ってるね」
から始まりました。

 1 ペールは,この物語の主人公。冒険の途中,この曲はモロッコで見た朝日のけしき。
 
 2 フルートとオーボエが交互に出てくる話。教科書のうしろに写真もあります。

 3 6/8。算数で習う分数みたいだね。
   8分の6拍子の話。♪が6つ。これをひとつずつ指揮すると,振るのも大変。見るのも大変。
  そこで3つずつ袋に入れて大きく2つで振ります。6拍子は2拍子のなかま。

 ここまで話して,では聴きます。
 指揮者のまねをしたい人はどうぞ。このあたりにフルートがいるよ,オーボエがいるよと教室全体を
オーケストラに見立てて,私は指揮をしました。
 見ている子ども,指揮のまねをする子ども,じっと聴き入っている子ども。
 時間にして3分の曲をみんな集中して鑑賞することができました。

 声帯を大事にして 2014.5.16
♪5/16(金)1限目,6−4
 リラックスして歌っているクラスです。
 だらだらしていません。不必要な緊張もしていません。ですから,歌う声はとても自然。
 発声がいいんだろうなと思ったものですから,のどの上からそっと手をあてて,かえるのような声で
「おはようございます」と言ってみようと声をかけました。のどがビリビリしていることに気づきます。
 ソフトに発声しているときは,のどのビリビリはほとんどありません。口より上の骨が響いているからですね。
 試しに子どもたちがするとやはりそうでした。
 きょうの「つばさをください」は,全国の6年生の人たちに聴いてもらってもいいぐらいのすてきな二部合唱でした。
 私も途中からピアノを弾くのをやめました。子どもたちの声をじゃましてしまいますから。
 子どもたちの声だけで十分。
 幸せなひとときでした。

 メロディがふくらむ 2014.5.15
♪5/15(木)1限目6−1,2限目6−3
 「かなうなーーーーらばーーーー」(「つばさをください」)など,音を伸ばして歌うところって
けっこういっぱいあるものです。
 そんなとき,ただ伸ばしたらいいのではなく,そこに息がたっぷり入り,気持ちが込められると
とてもいい感じの表現になりますね。きょうの6年生はそのような歌いっぷりでした。
 木曜日は1時間目2時間目と6年生の授業が続きます。とても癒(いや)される2時間です。
 きょうもとても楽しいムードで授業を終えることができました。

 小さい頃から 2014.5.14
♪5/14(水)1限目,2−4
 「かくれんぼ」
 「もういいかい」⇒「まあだだよ」
 「もういいかい」⇒「まあだだよ」
<これで終わりの合図=手をあげて>
 「もういいかい」⇒「もういいよ」

 おなじみの遊び歌を子どもたちと楽しく歌いながら,上の学年に進級していったときに
必要になっていく音楽学習の基本を身につけるようにしていきます。

 1 かくれんぼして遠くへ離れると,声は?
   「だんだん小さくなっていく」 
  ⇒ディミネンド(消えるように演奏)の練習ですね。

 2 手を挙げたら,最後の「もういいよ」を歌う
  ⇒指揮をきちんと見る練習になりますね。

 3 最後の「もういいよ」のよを合図があるまで
   長くのばしましょう。
  ⇒ロングトーン(長い息で歌う)練習になります。
   声の終わりがとてもソフトになり,自分たちの歌声の質を聴きとるよい機会にもなりますね。

 「かくれんぼ」を歌うだけで,これだけのなかみを盛り込むことができます。
 1限目なので,朝のスピーチをしたあと。実際は30分少しほどでしたが,子どもたちと楽しく活動できました。
 さわやかな朝のスタートでした。

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