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この時計は、その優れた技術と美しさで高い評価を受け、栄誉あるタイトルを手にした。

また1年が過ぎ、カリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)氏がまたもやGPHGで賞を獲得した。そしてまた、彼自身が手がけた時計のなかで、ぜひとも所有したいと思わせる数々の作品が登場した。変わるようで変わらないこの世界だ。昨年、ヴティライネン ワールドタイマーが受賞した際、冗談交じりにこう尋ねた。「これだけ何度も賞を取ると、そろそろ飽きてきませんか?」。彼は控えめな笑みを浮かべ、誰かに褒められたとき特有の照れた様子で肩をすくめただけだった。どうやら飽きることはないらしい。もちろん、私にとっても飽きることはない。

私はヴティライネンの時計がとても好きだ。そして新作のKV20iも例外ではない。この時計には伝統的な手工芸とムーブメント設計のバランスがあり、それが進化し続ける美しい色彩や美学的デザインと見事に融合している。さらに、ヴティライネン本人の親しみやすさや人柄の魅力も相まって、いつか彼の時計を所有したいという夢を抱かせるのだ。

プラチナ製のカリ・ヴティライネン パネライ スーパーコピー代引き20周年記念トゥールビヨン。

もちろん、いくつかの欠点もある。ヴティライネンの時計はしばしば厚みがでてくる(これについては後ほど詳しく触れる)うえに、顧客が彼のオリジナルデザインをカスタマイズできる範囲が非常に広い。その結果、ユニークピースがときにはあまり魅力的ではない仕上がりになることもある(すべてのコレクターが優れたデザインセンスを持っているとは限らない)。ただヴティライネン氏が自らデザインして製作した時計は特別なものであり、それを変更しようとするのは愚かなことだと思う。今年初めに書いた20周年記念トゥールビヨンを例に挙げてみよう(このモデルは“トゥールビヨン”部門にノミネートされ、ダニエル・ロートのスースクリプションモデルが受賞した)。本作は数字のデザインに至るまで、あらゆる細部が綿密かつ完璧に仕上げられていた。正直なところ、何も手を加える必要はない。ラベルを貼ってそのまま私の家に届けて欲しいくらいだ。

スティール製のカリ・ヴティライネン 20周年記念トゥールビヨン。

同僚のリッチ・フォードンが、今年のGPHG受賞作の総括で指摘したように、ここ6年間のメンズウォッチ賞はカリ・ヴティライネンとレジェップ・レジェピ(Rexhep Rexhepi)のあいだで分け合う形となっていた。そして今年の受賞によって、ヴティライネンはその記録を7年に伸ばしたのだ。実際、2019年以降だけでもヴティライネンはGPHGで6つの賞を獲得しており、その内訳はメンズウォッチ賞が4回、アーティスティッククラフトウォッチ賞が2回である。さらにさかのぼると、ヴティライネンは2007年以来GPHGで通算11回もの栄誉に輝いている。この数字はGPHGの歴史において最も際立った成功の長期的な記録のひとつといえるだろう。同レベルの成功を収めた独立系時計師としては、2002年から2010年にかけてのF.P.ジュルヌの前人未到の連続受賞が挙げられる。この期間、2007年と2009年を除き、2004年、2006年、2008年には最高賞である金の針賞(Aiguille d'Or)を含む数々の賞を受賞した。そのあと彼らはGPHGへのエントリーをやめたものの、その記録は今でも群を抜いて特筆すべきものとして語り継がれている。

Kari Voutilainen's Minute Repeater Perpetual Calendar
カリ・ヴティライネンのミニッツリピーター GMT。Photo courtesy Kari Voutilainen.

Kari Voutilainen's Minute Repeater Perpetual Calendar
カリ・ヴティライネンのミニッツリピーター GMT。Photo courtesy Kari Voutilainen.

ヴティライネンが金の針賞を受賞するのはもはや時間の問題のように思えるが、審査員たちは革新的で高度な複雑機構に焦点を当てているようだ。もちろんそれはヴティライネンが十分に成し得ることだ。パーペチュアルカレンダーを搭載した彼のミニッツリピーターは、少なくとも写真で見る限り誰もが所有を夢見るような作品だ。またミニッツリピーター GMTもそのひとつで、伝統的なスリーフィンガーブリッジデザインを採用しており、まさに1800年代後半のジュウ渓谷の時計師をほうふつとさせる仕上がりである。

しかしそれはユニークピース(1点もの)であり、GPHGの審査対象とはならなかった。また、ヴティライネンの工房では2022年に製造された時計がわずか60本にとどまっており、これほど高度な複雑機構を備えた時計を大量に生産するのは現実的に難しいと言える。もしかすると彼自身のブランドでの受賞よりも先に、大きな注目を集めているウルバン・ヤーゲンセンの再ローンチによって、金の針賞を手にする姿を目にするかもしれない。

28 Inverse in Steel
ヴティライネン 28 インバースはSS製のモデルで、28tiに搭載されているのと同じムーブメントをもとに作られている。

新作のKV20iは、2019年にGPHGのメンズウォッチ賞を受賞したヴティライネンの28tiをほうふつとさせる。この時計もヴァントゥイット(Vingt-8)に搭載されているCal.28をもとにした“インバーテッド(逆転)”コンセプトを採用しているのだ。商業的にも受賞歴的にも成功を収めたこのアプローチが、今回も見事に功を奏している。要するに、“壊れていないものを直す必要はない”ということだ。ただし、ヴティライネンは28tiに比べてデザイン面でも技術面でも改善を加えている。

最初に目を引くのは、ヴティライネンが多くの人に愛されている通常のギヨシェダイヤルを取り払った点だ。実際、彼自身の作品や彼が手がけるダイヤルメーカー、コンブレマイン社(Comblémine SA)の作品によって、ヴティライネンの時計はますます高い需要を誇るようになっている。このモデルがヴティライネンらしさを味わうなら、まず優れたダイヤルのある1本を手に入れてから選ぶべき時計なのかどうか、迷ったこともある。しかしこの時計の仕上げや構造は驚くほど優れており、オープンダイヤルという選択に文句をつけるのは難しいと言わざるを得ない。

歯車の層と美しくフロスト加工されたグレーのプレートが目を引きつけるが、それでいて多くのオープンダイヤルに比べ視認性をしっかりと保っている点も秀逸だ。ムーブメントは、オリジナルのインバースからいくつか改良が加えられており、特に12時位置の従来のブリッジ(受け板)がテンプ受けに置き換えられたことが大きな変更点である。また巨大なテンプに接続されたダブルホイール脱進機にも調整が施されている。このインバースに採用されている脱進機もとても興味深い。ヴティライネンのすべての時計に共通する特徴であり、アブラアン-ルイ・ブレゲ(Abraham-Louis Breguet)が考案したナチュラル脱進機に由来する、注油不要の設計が採用されている。この設計こそヴティライネンのムーブメントがほかと一線を画すものにしている。

ムーブメントを反転させる設計の課題のひとつは、時刻合わせや通常の時間表示の方向性を調整することである。28tiやKV20iでは、ムーブメントの上部に追加の歯車が配置されており、これが文字盤側に立体的な要素を加えている。この構造は基本的には間接的な輪列であり、これにより分針がぶれないようテンションスプリングが必要となる。またキャノンピニオンを代替し、キーレスワーク(時刻合わせ機構)に接続するための追加の歯車も必要となる。これらの技術的な詳細が難しすぎると感じる場合は、文字盤側でこれらすべてがどれほど美しく調和しているかを楽しめばよいだろう。

文字盤上部に追加の機構が搭載されているため、この時計はヴァントゥイットよりも厚みがある。具体的には11.5mmに対し、13.8mmだ。もっとも薄型時計をつくることはヴティライネンの存在意義ではない。これは、彼がムーブメントを“無限に修理可能”にすることを重視しているためである。ブリッジやほかのパーツを接着剤で固定しない設計を採用するためプレート自体を厚くし、ネジが繰り返し締めたり緩めたりできるだけの十分な固定力を持たせる必要があるのだ。

プラチナ製モデルの裏側には、グレーのフロスト仕上げが施されたブリッジや歯車、さらにキーレスワークとスモールセコンドが美しく配置されている。ただし、28tiに搭載されていたパワーリザーブインジケーターは備わっていない。また28tiよりスケルトン加工がやや控えめになっているが、それについては個人的に気にならない。むしろ視認性が簡素化され、残された部分の仕上げの品質をしっかりと際立たせる構成になっている点が称賛に値する。

厚さが約13.4mmであっても、装着感は非常にいい。ヴティライネンはケースシェイプに細心の配慮をしており、特にミドルケースの下部に配置されたラグや、ティアドロップ型ラグの滑らかなカーブが手首にしっかりとフィットする。また写真では平面的に見えるかもしれないが、実物は十分に視認性が高く、使い勝手に不満を感じることはないだろう。

冒頭(そして上の写真)に写っている別バージョンのKV20iにも気づいたかもしれない。このモデルについてはこれまで共有されたことがないように思う。カリ氏本人が、Watches & Wondersの期間中に開催された独立時計師アカデミー(Académie Horlogère des Créateurs Indépendants、AHCI)の展示会でケースから取り出し、目の前のテーブルに置いて見せてくれたものだ。このバージョンには“ペトロールブルー”のリングと3Nゴールドのグレイン仕上げが施されており、ケース素材にはタンタルが使用されている。さらにこの時計はユニークピースである。

裏側は、プラチナモデル以上にヴティライネンのギヨシェ技法の魅力を際立たせている。アウタートラック部分に広がるブルーグリーンのダイヤル装飾がその美しさをさらに引き立てている。一方でムーブメントの仕上げに関しては(3Nゴールドの仕上げを除けば)ほかのモデルと基本的に同じである。このモデルが何本製作されるのか、あるいはユニークピースとして留まるのかについて、現時点で情報はない。

最後に、ヴティライネンがKV20iの3つ目のバージョン(ふたつ目の公開モデル)を発表した。このモデルでは“チェリー”カラーのオプションが採用され、ケース素材にはチタンが使用されている。個人的には赤をあまり身につけないためブルーのほうが好みだが、このモデルにはまた別の魅力がある。裏側ではアウタートラック部分とギヨシェ仕上げが施されたスモールセコンドのインダイヤルとのあいだに、さらに多くのギヨシェ装飾が施されている点が大きな特徴である。これにより同モデルの魅力が一層引き立っている。

民間人と軍用パイロットのためにフライトテストを経た新たなモデルが登場した。

多くのブランドにとって早すぎるリークは最も避けたい事態だ。しかしオメガはリークを一種の芸術に昇華させている。2023年に最も読まれた記事のうち2本は、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)氏がニューヨークで未発表の白文字盤スピードマスターを着用している場面と、パリオリンピックで未発表の黒文字盤シーマスターを着用している場面に関するものだった。これらは間違いなくブランドによる意図的な露出であった(念のために言っておくが、オメガから記事執筆を促されたわけではない)。しかしこの戦略には限界がある。オメガの新作、スピードマスター パイロットはまったく別の形でリークされた。今回は意図的なものではなかっただろうが、非常に興味深い内容だった。

今回のリークも腕時計の着用写真が発端だった。オメガスーパーコピー代引きただしこれまでのようなセレブのプロダクトプレイスメントとは異なり、ほとんどの人の目に触れることのない、まさに“レーダーを潜り抜けた”ようなリークである。より正確に言えば、6万7976フィート(約2万726m)という高度で“レーダーを大きく超えて飛行していった”リークであった。この時計はアメリカ空軍のU-2こと“ドラゴンレディ”と呼ばれる偵察機のパイロットの手首で目撃された。この偵察機は航空工学史上最も伝説的で型破りな機体のひとつだ。1955年に初飛行を果たしたこの機体は現在も運用されており、アメリカ空軍、NASA、CIA、さらには一時期中華民国の指揮下でも操縦されてきた。パイロットはあまりの高高度のため加圧されたフライトスーツを着用する必要がある。そしてどうやらこのフライトスーツには、仮で取り付けられたBUNDストラップをベルクロで固定し、時計を装着できる仕組みがあったようだ。この時計が一般公開されるのは今日が初めてである。

数カ月前に我々の友人であるWatches of Espionageとの会話で話題に上るまで、この“リーク”に私は気づいていなかった。彼が「フライトマスターの新型に関する情報が出回っている」と教えてくれたのだ。その後、熱心なスピードマスター愛好家であるロバート=ヤン・ブロア(Robert-Jan Broer)氏が、9月にフラテッロでこのリークについての記事を掲載した。彼も読者からの質問を大量に受けたそうで、私がWatches of Espionageとの会話中にたどり着いたものと同じオメガフォーラムの投稿を紹介していた。スレッドには興味深い詳細情報が多数含まれており、これについてはのちほどまた説明するが、そこではこの時計がもともとアメリカ軍のウイングバッジ授与者(正式認定を受けたパイロット)、RIO(レーダー迎撃士官)および航法士向けに販売されていたものだと説明されていた。

詳細についてものちほど詳しく説明する。だが主な変更点は写真にもあるとおり、9時位置のインダイヤル(このスピードマスターではスモールセコンド)内、パイロット向けモデルでは単色だった人工水平器風のデザインが、一般向けモデルではコックピットで見られるような青と黒の配色に変更されている。スピードマスター プロフェッショナルが宇宙飛行との関係性によって独自の魅力を放つように、このモデルもまた特別なストーリーを持つ。オメガのパッケージを開けて初めてこの時計を目にし、腕につける瞬間には何ともいえない特別感があった。この時計は北朝鮮の上空や、航空工学史上最も驚異的な機体のひとつに搭載されて飛行している可能性がある、まさにそんなモデルなのである。

スピードマスター “パイロット” とはどのような時計なのか?
まず第一に、これは“フライトマスター”ではない。リークの後に何度かフライトマスターの名前が挙がったが、この時計をフライトマスターの新作として期待しているのであれば、少し認識を改める必要があるかもしれない。パッと見では多くの視覚的な共通点があり、オメガから送られてきた箱を開けた瞬間には私も新しいフライトマスターを手にしていると興奮した。しかし、すぐにそうではないことに気づいた。

コール・ペニントンが2022年に執筆した素晴らしい記事では、現代においてフライトマスターがどのような姿になるのかを想像していた。しかしオメガはすでに、コールが言うところの“現代においてフライトマスターの理念を引き継いだモデル”としてZ-33を発表している。オメガから新しい時計を見るよう依頼された際、彼らは非常に明確にそれがスピードマスターであるものの、スピードマスター プロフェッショナルの新作というわけではないとだけ伝えてきた。そして後から送られてきたプレスリリースによると、これは“スピードマスター パイロット”という時計であり、文字盤に書かれているとおりフライトクオリファイド(適航性承認)もあるという。

オメガフォーラムで共有されていた情報のひとつに、このプログラムの一環としてパイロットたちに送られたパンフレットのスクリーンショットがあった。そのなかには基本的なアメリカ海軍航空士官向けモデルのケースバック(おそらくF-18の画像も含まれている)もあることが確認できる。このケースバックの縁には“チャールズ・リーベンス(Charles Laevens)”氏の名前が刻まれているが、実際には彼はオメガのアメリカ国内リテール、オペレーション、トレーニング部門の責任者だという点がおもしろい。

また、リークされたパンフレットから民間モデルの発表前にスペック情報も得ることができた。それらはすべて今回発表されたものとも一致している。この時計は全面ブラッシュ仕上げのステンレススティール(SS)製で、直径40.85mmに厚さ14.54mm、ラグ・トゥ・ラグが49.6mmの2カウンター仕様スピードマスターだ。軍用モデルではNATOストラップで提供されていたが、今回私が手にしたモデルはケースと同じ全面ブラッシュ仕上げのブレスレットを装備しており、バックルにはマイクロアジャスト機能も備えている。防水性能は(スピードマスター プロフェッショナルの50mから)100mに向上。加えてクリスタルにはヘサライトではなくボックス型のサファイアクリスタルが使用されている。なおケースバックに刻まれた名前について気になる人もいるだろうが、このパトリック・“バーバンク”・コネラン(Patrick "Burbank" Connellan)中佐は、実在する優秀なパイロットである。彼の経歴によるとU-2、F-16、E-11、RQ-170、MQ-9、T-38、T-34といった航空機で合計2900時間以上の飛行経験を持ち、そのなかには1000時間の戦闘飛行時間と300時間の戦闘支援飛行時間も含まれるとのことだ。彼がこの時計を手に入れたことを願いたい。

たとえこの時計のバックストーリーや、(後述する)フライトマスターからのインスピレーションを知らなくても、すぐに航空関連のデザインを持つ時計であることに気づくはずだ。9時位置のインダイヤルは、航空分野とのつながりを強く想起させる意匠になっている。文字盤はグレイン仕上げのマットブラックで、ブラッシュ仕上げのSSケースや視認性の高い各所のカラーと相まって、反射を抑えながらコックピット内での判読性を高めている。さらに初期のスピードマスター プロフェッショナルを彷彿とさせる要素も含まれている。たとえば、“ドット・オーバー90”や“ダイアゴナル・トゥ70”といったディテールだ(後者については知らなかったが、そういう要素があるらしい)。

ほかの写真でも確認できるが3時位置のインダイヤルは実際には60分&12時間積算計になっており、クロノグラフがゼロの位置にあるときはオレンジの60分針がオフホワイトの12時間針を覆うような形になっている。また、このカウンター周囲のオレンジの目盛りは、パイロットが即座に計算を行う際に使用する燃焼速度インジケーターとしての役割も果たしている。ケースのラグは直線的な形状で、これはオメガが昨今積極的に進めている過去のデザイン要素への回帰を示しているようで、個人的には非常にクールだと感じている。

これは手巻きのスピードマスター プロフェッショナルではない。また、クロノスコープ風のケースやムーブメントを持っているわけでもない。このケースには自動巻きのコーアクシャル マスター クロノメータームーブメントであるCal.9900が収められている。このムーブメントは60時間のパワーリザーブを備えており、そのため新作スピードマスター パイロットはスピードマスター プロフェッショナルよりも明らかに厚みを増している。具体的な数値としては14.85mmで、スピードマスター プロフェッショナルの13mm強と比べて厚い。装着した際にはその厚みを明確に感じるが、オートマチックムーブメントの採用によるトレードオフをどう評価するかは個人の好みだろう。

ブラッシュ仕上げのブレスレットがケースは完璧にマッチしており、各所に施されたポリッシュ仕上げの控えめさも気に入っている。そうした部分(ポリッシュ部)は結局傷がつき、輝きを失ってしまうのが常だからだ。このブレスレットにはクロノスコープの2カウンターウォッチに見られるようなマイクロアジャスト機能付きのクラスプが備わっているが、ブレスレット自体はまったく異なるものだ。全体的にシンプルに仕上げられており、クラスプの裏側にもリブ加工が施されていない。

オメガの地球儀ロゴが刻印されている。

これは最近見たオメガのなかで最もルミノバの使用量が多いモデルのひとつであり、それが非常にクールな効果を生んでいる。短時間の光を浴びただけでも、暗闇で時計がはっきりと発光する。時針と分針の大部分にはスーパールミノバが使用され、インデックス(および12時位置のふたつのドット)は、大きく立体的なブロック状に形成されている。この作業を担当した業者については推測がつくが(この分野で挙がる名前は限られている)、確証はない。ただルミノバが十分に蓄光されていれば、コックピットでの視認性は驚異的になるだろう。