三滝中学校は、三重県四日市市の旧市街地から西方に7qほど離れた田園地帯に位置し、近くに三滝川が流れている生徒数459名の中規模校です。
 本校は、1947年(昭和22年)4月に三重郡桜村立桜中学校、三重郡神前村・川島村組合立神前中学校として発足し、翌年7月にはこの二つの中学校が「平和中学校」として合併しました。
 校章も三つの村が仲良くという意味を表し、平和のシンボルの鳩3羽が中という文字を取り囲んでいる現在のものに変更されました。
 1954年(昭和29年)7月には、桜村他2か村が四日市市に合併し、校名も四日市市立三滝中学校に改められました。
 1960年(昭和35年)9月には現在の高角町に校舎が移転し、1989年(平成元年)3月末日には、現在のモダンな校舎に改築されました。
 各階には、ワークスペースや多目的ホールがあり、木質の温かみのあるフロアーで生徒の様々な活動が行われております。
 本校では、「人を大切にする」という学校教育目標のもと、この目標を実現するために、人権・部落問題学習を中心にすえ、様々な人との出会いを通してその思いや生き方から自己の生き方を問い直す取り組みを行っております。
 これらの取り組みを「総合的な学習の時間」の活動の一つとして位置づけ、参加体験型の学習を積極的に取り入れながら、実践的な観点に立ち、生きる力を高める学習の充実に努めております。
 校舎の南側の池には、鈴鹿の山からの湧き水を利用し錦鯉をたくさん飼っています。生徒や職員、地域の皆さんにも可愛がられ、本校の宝として大事に育てています。


 三滝中学校 校長 松永 賀津司

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