件名:::『青空』 第2学年 学年通信 No.13(2005.9.20)(2005.9.29) |
三滝祭の・・・・は? 三滝祭が終わり、いつもの三滝中学校が戻ってきた。ただいつもと違うのは、三滝祭が何かを残していったというあたりであろうか・・・・。 さて、昨日三滝祭の反省をグループ別に行った。短い取り組み期間ではあったが、様々なことを残していった三滝祭だったことがうかがえるものであった。 その中で、<来ていただいた人に喜んでもらえるというのは?>について少し書いていきたいと思う。 まずは、出された意見の中から・・・・ ・福祉体験を通して何かを発見してもらうこと ・伝えたかったことをわかってもらえること ・福祉体験を通してこれからの生活が変わること ・イベントを楽しんでもらう ・人と人が集まることが楽しいと実感してもらうこと ・家で話をするきっかけができたこと ・労働について考えることができること ・自分も相手も楽しめること ・楽しんでもらうこと ・懸命にやっていることを見てもらうこと ・全員が一生懸命真剣にやっているということが伝わること ・やりきること 「来てくれた人に何かが伝わると喜んで頂けそうだ」といったあたりが、おぼろげながらでもわかったようである。 さて、来ていただいた人に『楽しい』『感動した』などの感情を抱いていただけると、必ずと言っていいほど自分達にも何とも言えない嬉しい感情が湧き上がってくるものである。これが、自己満足ではない本当の満足につながるのである。 今年の三滝祭、三滝祭が近付くにつれてみんなが真剣になり、最終的に達成感を得たと思っている人も多いだろう。水を差すようで申し訳ないが、それはまだまだ満足できるものではないのである。相対的に見れば、スタートした頃より状態がよくなり、いい取り組みだったと感じる部分も多いのだが、もし、もっと初めから団結できたならば、もっともっと素晴らしい気持ちになれたかもしれないのである。 あなた達が感じた達成感は、それはそれで大きな財産である。ただ、それはあなた達が今まで経験したことがない部分を経験したからなのである。だから、ひょっとすると、これから先、もっと素晴らしい領域を体験できるかもしれないという『希望』を持っていてほしいと思う。 少し話は変わるが、人が感動するというのはどんなときだろうか。劇のグループでは少し話をしたことなのだが、これが <来ていただいた人に喜んでもらえるというのは?> のヒントになることをお忘れなく。 運動部では10月に新人戦がある。学校では11月に合唱コンクールがある。上に書いたことが少しでも頭にあれば、きっと今までとは違った試合ができ、今までとは違った合唱コンクールができるのではないだろうか。 そちらに向かっていこうとするならば、私達教師は力を惜しまず応援することを約束する。 <保護者の皆様へ> 三滝祭当日は、多数の皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。今後もご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 |
件名::『青空』 第2学年 学年通信 No.12(2005.9.1)(2005.9.29) |
中学校生活折り返し 長かった夏休みが終わり、ひょっとすると憂鬱な気分で今日を迎えた人も多いのではないでしょうか。私達教師にも覚えのあることでもあります(ひょっとして私だけでしょうか?)。 ただ、憂鬱な気分でいても仕方がないので本題にはいります。 中学2年生の2学期というと中学校生活の折り返し点になります。そう、半分が過ぎ去ったのです。ついこの間入学したばかりと思ったらもう半分・・・・。時が過ぎるのは早いものですね。 そしてもうひとつ、2年生の折り返し点にさしかかるということも忘れてはいけません。 1学期の終わりの『青空』で、「実践⇒反省⇒努力⇒実践」の話を掲載しました。もちろん2学期も同じ事の繰り返しなのです。今日から、当たり前のように学校生活が始まり、明日も明後日もいつもの日常が続き、特に大きな変化もなく経過していくのです。そして、その当たり前の毎日を何気なく過ごしていると、あなた達の成長がストップしてしまうということなのです。 2年生も折り返し点、中学校生活も折り返し点。これまで過ごした時間より残っている時間の方が少ない毎日がやってくるのです。そんな中、あなた達は何を思って後半戦を過ごすのでしょうか。 ただし、折り返し点と言っても、それは時間の上でのことです。必ずしも成長の度合いの折り返し点ではありません。焦る必要はありませんし、できることはたくさんあるでしょう。 三滝中学校の2学期は、三滝祭、合唱コンクールと大きな行事があります。これらの行事を成功させるためにも、今日から始まった『当たり前の毎日』を大切にしていって下さいね。 《保護者の皆様へ》 本日は共同除草作業へ多数参加して頂きありがとうございました。 2学期は、三滝祭・合唱コンクール・人権部落問題を考える保護者懇談会など多数の行事も控えております。これまで通り、保護者の皆様と学校が連携を深め、よりよい2学期の実現に協働していきたいと考えております。 今後とも、ご理解とご協力をお願い致します。 |
件名:『青空』 第2学年 学年通信 No.11(2005.7.20)(2005.9.29) |
実践・反省・努力・実践 3ヶ月半にわたる1学期が終了しました。さて、次の文章を覚えていますか?今年最初の青空に載せた文章です。 さあ、今から出会いの第一歩を踏み出しましょう!あなたの一言を、待っている人もきっといるはずですよ。小さな一言を、大きな安心に変えていけたら素敵だね。一人ひとりの素直な思いを大切に、“仲間”としてもさらに輝ける1年にしていきましょう。 嬉しいドキドキと不安なドキドキで始まった1学期。新しい仲間と共に過ごした1学期はどうでしたか?小さな一言を大きな安心に変えられた瞬間はありましたか? 自然教室、体育大会、職業体験と大きな行事を3つ経験しましたね。あなた達はそれぞれに成長し、学年全体としての成長を支えてきました。 これは、あなた達が何かをしようとするときに、以前の反省を生かし、その課題を克服するために努力し、その上で実践をしたからなのですよ。 自然教室では“当たり前のことができない”という課題を見つけることができました。日常生活の様々な場面で、その事に気が付く人が増えたことは成長のひとつなのです。体育大会では誰か一人のためではなく、学級や学年全体の人達のために力を尽くすことの大切さを学んだことでしょう。職業体験実習では、社会の一員としての立ち居振る舞いを学んだことでしょう。 そして、それぞれの実践から新しい課題が見つかったのでは ないでしょうか。 これからも、「実践⇒反省⇒努力⇒実践」の回転が続く限り、 あなた達は成長し続けるのです。 さて、上の囲みの文章。行事でも何でもないことですが、あなたはこの1学期、仲間を意識した言動ができたでしょうか。人と人をつないでいく実践ができたでしょうか。ハートの部分の話ですが、これも「反省⇒努力⇒実践」のコースに乗せていきたいものですね。 ☆夏休みの質問日について☆ 以下の日時に3F相談室にて行います。教科は指定しませんが、宿題や個人の学習課題などを自分で用意してください。 7月25日 AM 9:00〜12:00 7月26日 PM 1:00〜 4:00 7月27日 AM 9:00〜12:00 8月24日 AM 9:00〜12:00 8月25日 AM 1:00〜 4:00 |
件名:::『青空』第2学年 学年通信No.10(2005.6.30)(2005.7.18) |
★★★勝ち様・負け様が残すもの★★★ 中学校総合体育大会。略すると総体。その三泗地区予選が3週間後に迫ってきました。部活動の総括に向けて、どの部も熱が入るところでしょう。 さて、三泗地区予選を勝ち抜けば、県総体・東海総体・全国総体へと続きます。そして各競技とも、全国の頂点に立つのはただ1校です。それ以外の学校は、必ずどこかで敗れてしまいます。 昨年のこの大会での3年生の姿を覚えていますか?期末テスト後の練習の様子や、大会を翌日に控えた緊張の面持ち、試合前の引き締まった顔など印象的な姿があったことと思います。けれども、一番印象的だったのは、最後の試合が終わったときではなかったですか?その時あなたたちはどんなことを思ったのでしょうか。 あれから1年。人によっては試合に出て先輩をバックアップする立場の人もいるでしょう。もちろん、試合には出なくてもチームの一員としてバックアップしている人もいるでしょう。そして、今年の大会が終わるといよいよあなた達中心のチームが発足するのです。今まで頼りにしてきた先輩がいなくなるのです。その時、心に大きな穴をぽっかり開けて立ちすくんでしまうのか、ひとまわり大きくなってたくましくスタートするのか。これは、先輩の勝ち様・負け様をしっかり目に焼き付けることができるかどうかで変わってきます。 勝ち様・負け様には、必ずそれまでの過程が映し出されます。そして、やりきってきた人にしか到達できない世界もあります。その世界に近ければ、最後の試合が終わったとき、歓喜の涙は流しても、終わってしまったという悲しさの涙は流さないでしょう。 そんな先輩たちの勝ち様・負け様から、自分達のあるべき姿を学び取ってほしいと思います。そのためにも、残りの3週間、あなた達にできることを精一杯やってください。 文化部のみなさん、三滝祭の頃、先輩が引退します。その時も同じですよ。 |
件名::『青空』第2学年 学年通信No.9(2005.6.27)(2005.7.18) |
先週、職業体験実習を行うにあたって学年集会を行いました。体験実習に意義と、職業選択に関して先生方のお話を聞きました。導入部分での芝先生のお話は、ユーモアを交え、保育士を目指した自分がなぜ教師になったのかという核心にもふれてもらいましたね。集会のメインの話を、少し時間がたっていますが、もう一度振り返ってみたいと思います。 片桐先生・・・・。医師を目指したきっかけのお話に始まり、大学進学をあきらめ、親のために働こうと思ったこと。親の後押しがあって大学進学をあきらめなかったこと。お兄さんが志半ばでお亡くなりになったこと。お兄さんの志を自分が引き継ごうと決心したこと。そして今この場に立って考えること。どれも貴重なお話であり、彼女のこれまでの生き様も見えてくるようなお話でした。話すことも辛いはずのことを、あなた達に何か伝えたいという思いで語ってくれました。そこには彼女の人柄もにじみ出て、言葉の裏側にあなた達への愛情も感じられたのではないでしょうか。 長野先生・・・・。高等学校は英語科出身。しかし英語ではなく数学の道に進んだこと。大学入試で教員を養成する大学とそうでない大学に合格し、どちらを選択するか迷ったお話。周囲の学歴志向が作り出した雑音に悩まされながらも、自分の目指す教職の道を選んだこと。そうでなかったらあなた達とは出会えなかったという現実。おそらくあなた達も、程度の差はあってもこの学歴志向に悩まされることがあるかもしれません。そういう意味でも、とても役に立つお話ではなかったかと思います。そこにはこれから先、自分自身のやりたいことを全うしようと呼びかける姿があったのではないでしょうか。 佐藤先生・・・・。「私(佐藤先生)の昔の姿を想像できますか?」という問いかけで始まったお話。人前で話すことが苦手だった自分について語ってくれましたね。人前で話すことが苦手だったのに終始笑顔であなた達に語りかけてくれました。自分自身の限界を自分で決めつけてしまったらそこから先に進めないということ。印象的なのは、自分の適性からだけで職業を選択するのか、その職業に就くための適性に自分を創りあげていくのかというお話。難しいけど、非常に勇気の湧くお話だったのではないでしょうか。そこには彼女からのあなた達へのあたたかなエールがあったのではないでしょうか。 まだ若い、3人の先生の話を聞いて、私自身、これまでの教師生活を振り返る、いいきっかけになりました。そして、これから先この仕事を続けるうえで考えていかなければならない大切なことに気づかせてもらったようにも思います。みなさんはどう感じましたか?職業選択が実は奥の深いものであると感じることができましたか?勇気はもらえましたか? ★★★職業観とは★★★ 先日あるパーティーに出席をしました。そのパーティーの出席者の中に、私が大変お世話になった方がいらっしゃいました。私とその方との出会いは、今から10余年前のことです。私がまだサッカー部の顧問として右も左も分らない頃のことです。競技者と指導者の違い、指導において大切なこと、指導とは教えるのではなく導くということ、具体的な指導方法、ゲームにおける指揮官のあるべき姿などなど懇切丁寧に指導してくださいました。文字通り導いていただいたのです。私が選抜チームの指導をはじめた頃は、未熟な私を誉めながらいろいろな話をしてくれました。よく焼鳥屋さんで熱く語りあったことは今でも心に残っています。 その方は、今から4年前、教師を辞めて新しい職業に就かれました。当時、私も含め、周囲のいろんな方が口を揃えてどうして教師を辞めてまで・・・・≠ニ問いかけたものです。その方にとっては、重大な決心だったのですが、自分の夢を実現させるためには進まざるを得なかったことでもあったそうです。 その方が、先日のパーティーでこんなお話をされていました。 「安定した職業を捨て、5年後、10年後に自分がどうなっているかがわからない不安定な職業に就いたことは、人にはとても不思議に見えるみたいです。しかし、私にはまだまだやりたいことがたくさんあります。自分でやったことが評価されて、次にやりたいことを任せてもらえる。こんなに心が安定することはありません。もちろん失敗もします。けれども、その失敗は必ず次につながっていきます。それをつなげることができるかどうかは自分自身にかかっています。やりたいことがあって、それをやらせてもらって、その評価はすべて自分に返ってくる。こんなやりがいのある仕事に就けて幸せです。」 というような内容でした。 職業って何なのか。経済的な安定と精神的な安定。やりが いのあることって何か。この話にもいろんなヒントが隠れて いると思いませんか? その方は今「なでしこJAPAN」の監督をしています。 ☆お詫び☆ 本日、連絡の不行き届きで、昼食を持参することを知らない生徒がたくさんおりました。 誠に申し訳ございませんでした。 なお、今後におきましても、4限以上行われる日課の場合には、原則昼食を持参ということでお願いいたします。 |
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