お知らせボード


件名:2年 学年通信 Good Luck! No.30(2005.3.15)
三年生も卒業し、いよいよ最上級生となりました。
「毎日のあゆみ」にも「最上級生としてしっかりがんばる」という決意が綴られていま
す。その気持ちを大切に頑張っていきましょう。以下は卒業式で生徒会長の大森光稀さん
が読んだ送辞です。「こんな学校にしていきたい」という決意も述べられていますので、
この機会に、もう一度、文章で読み直してみてください。


送 辞


桜のつぼみも少しずつほころび、吹く風の匂いも春の気配を運んでくる季節となりました。
慣れ親しんだ場所から、それぞれの夢に向かって旅立つ
旅立ちの季節、春。
ここにも今、それぞれの夢に向かって旅立とうとしている先輩達がいらっしゃいます。
 今ここに立ち、先輩たちの顔を見ていると、一緒に過ごした日々が懐かしく思い出され
ます。ふざけあって笑ったこと、一緒に汗を流したこと、みんなで涙を流したこともあり
ましたよね。
わたしは先輩達が大好きです。同じ場所で同じ時を過ごせたことは、大切な思い出です。


大好きな先輩方、ご卒業おめでとうございます。これまで先輩達は私たちに沢山の夢と希
望を与えてくれました。ひとつの事をやり遂げることの喜び、仲間と一つになることの強
さ、そして、そういった言葉だけでは言い切れない大きな感動をもらいました。

新しい仲間で初めて取り組んだ行事、体育大会。遅れてバトンをもらったのに、ゴールま
で全力で走りきった先輩の姿やそれを応援する先輩の姿に、最後まで諦めない心の強さを
感じました。それだけでなく、クラス一人ひとりがとても輝いていて、皆がささえ認め合
っている、そんな印象をうけました。

三滝祭では、学年全員が力を合わせ、素晴らしい劇を創りあげられました。身近にある出
来事を通して、私達の身の回りや自分の心の中にある差別心に気付かせてもらえる、そん
な内容でした。特に、韓国の文化に影響を受けた女の子が身近に残る差別を指摘する姿に
は、新しい時代の希望を感じさせられました。

最近、「韓流」という言葉が新聞やニュースで大きく取り上げられるようになりました
が、日本と韓国の文化が交流することで、両国の理解も深まってきたと思います。心から
の深い理解があれば、あの劇の女の子のように、自然に正しい行動ができると思います。
そういったことを考えさせてもらえる劇でした。

合唱コンクールでは、どのクラスも、優勝という二文字目指して練習や話し合いを重ねら
れたそうですね。そういった中で生まれたクラスへの思いが、美しいハーモニーとなっ
て、伝わってきました。

音楽の美しさだけではなく、「この仲間と合唱ができて嬉しい」そんな思いが満ち溢れて
いて、合唱を越えた深く大きい何かを感じました。
行事で、先輩方が私達に伝えてくださった大きな何かがなんなのか、今の私が理解するに
は、まだ何か足りないように思います。きっとそれは、行事だけでなく学校で過ごす一瞬
一瞬の時間の重さ、周りにいるかけがえのない仲間の存在が実感できた時、わかるような
気がします。先輩方のように、めぐりあった仲間を大切にして、一生懸命いろんなことに
挑戦していきたいと思います。そして、先輩達に負けない大きな感動を与えることのでき
るクラス、学校にしていきたいです。

今、こうして先輩方との思い出を振り返ってみると、思い出すのは先輩方の笑顔ばかりで
す。受験勉強や行事などで、目が回るような忙しさの中でも先輩方は、いつも笑顔で、と
ても楽しそうでした。

私の好きな詩にこんな詩があります。

    自分の感受性くらい

  ぱさぱさに乾いてゆく心を  ひとのせいにはするな  みずから水やりを怠っておいて

  気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか

  苛立つのを  近親のせいにはするな  なにもかも下手だったのはわたくし

  初心消えかかるのを  暮らしのせいにはするな  そもそもひよわな志にすぎなかった

  駄目なことの一切を  時代のせいにはするな  わずかに光る尊厳の放棄

  自分の感受性ぐらい  自分で守れ  ばかものよ


何かいやなことがあった時、難しいことに挑戦しようとする時、私はこの詩を思い出しま
す。そうすると無意識に人のせいにしたり、自分の弱さを隠そうとしたりしている自分に
気が付くのです。そして、もう一度、負けずに踏ん張って一歩一歩階段をのぼっていこう
という気持ちになるのです。先輩方も、これから先、新しい場所で様々な困難にぶつかる
ことがあると思います。その時にこの詩と、大変な中でもいつも笑顔だった中学生時代を
思い出して欲しいと思います。

私達に大きな感動を与えてくださった先輩。
笑顔を忘れずにいた先輩。
その良さをどんな状況にあっても失わず、自分の感受性をきらきらと輝かせて生きていっ
てください。
そして、私達も自分の中にあるそれぞれの感受性を大切にできる強さと、仲間の感受性を
大切にできる優しさに満ちた三滝中学校を創っていきたいと思います。

先輩達とお別れするのは、とてもさみしいけれど、先輩達がいつも私たちにしてくれたよ
うに、笑顔で、さよならを言います。

最後に、先輩達の未来が素晴らしいものになりますように心から願い、送辞といたします。



件名:2年 学年通信 Good Luck! No.29(2005.2.28)
毎日の学習の大切さ


 3日間の学年末テストを終えて、みなさんはほっとしていることでしょうね。毎日のあ
ゆみにも、「たくさん勉強したから寝不足だ」とか「テスト勉強が間に合わない〜!」な
どのコメントが多く見られました。
 テストを受けた後まもなく、続々とテストが返ってきています。テストが返ってきたと
きには、一喜一憂する姿が見られます。勉強の成果を出し切れた人もいれば、思うように
結果に結び付けられなかった人もいますが、大事なのは、「テスト後どうするか」です。
 「テストを受けること」がゴールではなく、返ってきたテストをみて、間違ったところ
を理解しなおすことが大事なのです。自分の実力がどれだけついたのかをテストの解答用
紙から分析し、苦手なところを1つ1つ克服していきましょう。
 テストを受けた後、一番痛感することはやはり「毎日の学習の大切さ」でしょう。「も
っと勉強しておけばよかった・・・。」という声をよく耳にします。テスト前にすべてを覚
えることは非常に難しいし、無理をしすぎて体調をくずす人もいますので、やはり毎日、
コツコツと学習することが力に結びつきます。

  ・集中してしっかり授業に参加する。
  ・学校で学習したことをその日のうちに復習し、理解する。

もうすぐ3年生。この2つをしっかり心に刻んで、日々の学習に取り組んでいきたいですね。





件名:2年 学年通信 Good Luck! No.28(2005.2.16)
高校体験学習を終えて


 2月10日(木)に、四日市中央工業高校に体験学習に行ってきました。みなさんは、
2つのクラス(学科)を体験しました。どちらも興味を持って学習できたのではないでし
ょうか。中学生のみなさんが、高校の授業を体験できる機会はめったにありません。四日
市中央工業高校で2年生が体験学習をさせてもらえるのは、三泗地区の中で三滝中学校だ
けです。四日市中央工業高校が本校の校区内にあるので、数年前から特別に私たちに体験
学習をさせてくれています。今回、四日市中央工業高校でお世話になった先生方や生徒の
みなさんのご好意に感謝し、これからの進路選択や職業選択にぜひ役立てていってほしい
と思います。
 それぞれの学科で体験してきたことや、その感想をいくつか紹介しておきます。


 ★設備システム科

   びっくりしたのが、三重県ではここ1つだけしかこの科がないということだ。工業
  高校の屋上にあんな大きいソーラーパネルが置いてあるなんて、びっくりだな。それ
  で電気とか暖房とか冷房をまかなえるんだからスゴイな。鉄の棒を機械でひっぱって
  まっぷたつになったときの音が大きくて、心臓がとまるかと思った。

   四中工では、ソーラーパネルを利用しているので、とても地球に優しい高校だなぁ
  と思いました。他には、パソコンで設計図を描いたりしました。進学の勉強もできる
  ので、とてもいい高校だと思いました。


 ★電気科

   すごく歴史のある校舎での実習だったけど、プラグを作るのはおもしろかった。先
  生たちも優しかったし、電気の工作は見るのも触るのもおもしろかった。この実習を
  終えて、正直、電気のことに興味を持った。


 ★土木科

   土木科はコンクリートの実験をしました。コンクリートは「水+セメント+砂+砂
  利」でできることが分かりました。あんなかたいコンクリートが身近なものを混ぜる
  だけでできることにびっくりしました。  
   コンクリートを大きな機械で割りました。20センチくらいのコンクリートが20
  トンくらいの力でぼろぼろにくずれてびっくりしました。コンクリートはとてもかた
  いものだと改めて分かりました。

   測量実習では、道路をつくるときに使う、高さ・角度・距離を測る道具を作って測
  量しました。距離をはかる道具は、小さい穴から見るのが大変でした。角度は、道具
  のピントをあわせるのが大変そうでした。高さをはかる道具は、穴からみて読み取る
  だけだったけど、道具の高さをあわせるのが大変でした。


 ★化学工学科 

   一番おどろいた事は、ペットボトルをリサイクルして「プランター」や「トレー」
  にするという事です。1個作り上げるのに3〜5分しかかからず、色もペットボトル
  によって違うということがとても魅力的でした。

   七宝焼きとペットボトルのリサイクルの実習をしました。七宝焼きは、色をつけて
  焼いてもらうだけでした。 
   今まで、リサイクルって言うと、ペットボトルを再生ゴミに出すしか思いつかなか
  ったけど、生まれ変わるリサイクルもおもしろいな〜と思いました。


      
 ★機械科
  《CAD・FA実習》
    私はパソコンで設計をする機会がなかったので、初めてでしたがわかりやすく教
   えていただいて設計することができました。
   今までは紙にかいていたものが、今ではパソコンで3次元で表せるようになって、
   それを体験できたことがうれしいです。

  《原動機・溶接》
    高校には中学校にはない機械や設備がたくさんあった。顔をおおう面を持って鉄
   を電気で溶かしたり、サングラスのようなものをかけて熱(水蒸気)で鉄を切断し
   たり、くっつけたりということをやらせてもらった。結構緊張したけど、スリルが
   あって楽しかったし、人生の中で一度しかないであろうことをさせてもらった。
 
  《機械加工》
    文鎮を作った。ただの細長い円柱があっという間に文鎮になった。高校とは思え
   ないような機械がたくさんあった。教えてくれる先生もとてもわかりやすく、作業
   もうまくいった。

  《自動化機器》
    自動化機器実習では、機械がたくさんあってすごく複雑で難しそうだった。アー
   ムロボットというのがあって、それはすごく精巧にできていて、スタートボタンを
   押すだけでいろいろな動きをしていてすごいなと思った。それらの機械の値段を聞
   くと、1台で2千万円ぐらいだときいてすごくおどろいた。
    今回の体験学習はとてもおどろくものが多く、とても楽しかった。  
                



件名:2年 学年通信 Good Luck! No.27(2005.2.1)
進路学習がはじまりました


★「高校」について、学びました。

  学活の時間を使って、プリントを使って、北勢地区の高校の特色や学科について学び
 ました。各高校に特色のある学科、コースなどがありましたね。
  また、冬休みに、高校生の先輩たちにインタビューをして作った個人新聞をもとに、
 武道場で発表会をしました。社会見学の個人新聞の発表に引き続いての二回目だったせ
 いか、発表の仕方もずいぶん落ち着いて、分かりやすく話せるようになっていて、たの
 もしく感じました。自分の興味のある高校についての発表を聞くことができたり、今ま
 で知らなかったことについて知ることができ、有意義な時間になったと思います。
  みなさんの感想でも「自分の行きたい高校についてくわしく知ることができ、前より
 その高校に行きたくなった。」「今の自分の学力にあった高校を、と考えていたけれ
 ど、もっと高校のことをよく調べて、自分の行きたい高校にいけるように頑張りたいと
 思った。」「自分の知らない高校がたくさんあったので、もっと高校のことをよく知っ
 て自分に合った高校を見つけたい。」など前向きな感想が出されていましたね。


★「職業」について学びました。

  「職業」についても学活の時間を使って学んでいます。「13歳のハローワーク」を
 はじめとした本を使って、自分の得意なことや好きなことを生かせる職業について調べ
 たり、なりたい職業に必要な資格について調べたりしました。
  世の中には、本当にたくさんの仕事があり、自分の得意なことを生かせる職業が、思
 っていたよりたくさんあることや、一つの職業につくまでの道筋にはいろんな選択肢が
 あることを知って、皆さんの希望が広がったのではないでしょうか。いろんな可能性や
 能力をまだまだ秘めている皆さんですから、知ることによって、職業選択の幅を広げて
 いってほしいと願っています。


★四日市中央工業に体験学習に行きます。

  進路学習のまとめとして、2月10日の午後から、四日市中央工業に体験学習に行き
 ます。これは、体験学習を通じて、進路への意識を高め、高校生活への理解を深めるた
 めに、例年地元の高校である四日市中央工業にお世話になっているものです。
  「機械科」「電気科」「化学工学科」「土木工学科」「設備システム科」の5つの学
 科に分かれて、実習を中心に学習する予定です。これまでの学習と同様、有意義な時間
 にしたいですね。


保護者の皆様へ 〜集金のお願い〜
 
  2月8日(火)、9日(水)に2月分の集金をさせていただきます。
  前日の2月7日(月)に集金袋を配付いたしますので、ご準備のほどよろしくお願い
  いたします。




件名:2年 学年通信 Good Luck! No.26(2005.1.11)
3学期スタート

  明けましておめでとうございます。冬休みは、有意義に過ごせましたか?新年を迎
 え、みなさんは気持ちも新たに目標を持ったことでしょう。この1年、前向きに頑張
 ろうという気持ちを忘れずに、さらに自分を高めていきましょう。
  さて、3学期がスタートしました。3学期は2ヶ月半と短いですが、1年間の総まとめ
 としてとても大切な学期です。そこで、3学期にみなさんに期待したいことがいくつ
 かあります。


☆2年生で学習したことを確実にできるようにしよう!

  いよいよ4月からは、みなさんは3年生になります。学習面での不安を残したまま
 では、3年生のいいスタートが切れません。わからないところやうろ覚えのままにし
 てあるところを3学期中にもう一度見直し、しっかり理解しておきましょう。
  特に英語や数学などは、積み重ねが大事です。1つわからなくなると、だんだんわ
 からないところが増えてきます。「後で勉強したらいいや」という気持ちでいると、
 手遅れになってしまいます。3年生になる前に、1年、2年で学習した基礎をしっかり
 復習しておきましょう。


☆身だしなみ、生活ルールをきちんと正そう!

  2学期の終わりの学年集会でもお話がありましたが、1年生でできていたこと(ベ
 ル席、清掃、声のかけあい、服装など)ができなくなりつつあるという残念な状況が
 あります。しかし、この状況をみなさんの力でよい方向に持っていってください。今
 までできていたことなのですから、一人ひとりの気持ち次第ですぐにできるようにな
 るはずです。素晴らしい3年生になるために、この3学期は、もう一度気を引き締めて
 いきたいものです。


☆クラスのきずなを深めよう!仲間を大切にしよう!

  このクラスで過ごすのもあとわずかとなりました。日々の生活や様々な行事を通
 して、だんだんクラスの団結力も強くなってきましたね。クラスにとっても3学期は
 大事なまとめの学期です。
  2学期を振り返ると、授業中の態度・清掃・ベル席などの生活面での課題があげら
 れていました。このような課題があれば、みんなにとって居心地がいいとは言えま
 せん。一人ひとりが、いいクラスを作っていくよう心がけていきましょう。また、お
 互いに声をかけることも忘れないでくださいね。2年生の終わりには「最高のクラス
 だった!」とみんなが思えるように、お互いに思いやりを持って、仲間を大切にして
 いきましょう。


☆部活動を頑張ろう!

  冬休み中は積極的に部活動に参加できましたか?これから寒い日が続きますが、
 「冬頑張れば、夏に花咲く」とよく言われます。運動部の人は、まだまだ先は長いと
 思っているでしょうが、3年生になるとあっという間に夏の大会を迎えます。冬の地
 道な頑張りが夏の勝利につながることを信じて、寒さに負けず部活動に一生懸命取り
 組んでいきましょう。


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