インフルエンザがまだ心配・・・
 
 三寒四温の候,暖かい日もあれば,冷え込んだりして寒い日もあります。日差しは,少しずつ春に近づいている感じもあるのですが,いきなり寒くなると体調を崩すことも多くなります。元気に出席している子も多いのですが,インフルエンザの流行はピークを過ぎたとはいえまだ続いています。発熱での欠席連絡もあり,様子を見守っている状況です。油断は禁物です。ご家族みなさんで予防を続けて下さいね。

 暖かい日差しの時は,休み時間に半袖で元気よく遊ぶ姿も見かけます。少しずつ薄着になってきていますね。
 今年は花粉の量が多いと報道されていたこともあり,マスクや花粉対策めがねをしている姿もたくさん見かけます。症状は様々で,鼻水が止まらないからと,ティッシュを箱ごと持ってきている子や,目が痒くて真っ赤になっている子もいます。例年より多いように感じます。病院で薬を処方してもらったりして,上手に対策をとってもらっていますが,スギ花粉は5月頃まで続きますので,あと少し辛抱していただく期間があるかなと思います。くれぐれも風邪をひいたりして症状がひどくならないように気をつけて下さいね。


身体測定をしました

 今の学年では最後の身体測定です。もう慣れたもので,計り方の説明をしなくても,スムーズに進めることができるようになりました。
 個人差もありますが,4月と比べると少しずつ大きくなっているのを実感しています。特に,6年生は,小学校最後の身体測定でしたので,卒業カードとして6年間の身長・体重ののびをグラフに表しました。1年生時の4月と比べて6年間で,身長は25cm〜40cmくらい伸びていますし、体重も20kg〜35kgくらい増えていました。

 測定の後で「からだの話」をしました。
 1年生には「からだの名前」。身体の部分の名称を順番に確認しました。手や足の甲,土踏まずが難しかったようですが,殆どわかっていました。あと,知らない人と話をするときは両手を広げた距離をとって対応するよう伝えました。2年生には「おへその話」。生まれるまでは,おなかの中でおへそは大事な役目があったんだよという話をしました。時間の関係で,万が一知らない人に手をつかまれた場合には,のの字に手首を回して逃げるように伝えました。
 3年生には「赤ちゃんの話」。身体の中でまだ眠っている赤ちゃんのもとの話をしてから,おなかの赤ちゃんが大きくなっていく様子,実物大の赤ちゃん人形をそうっと抱いてもらいました。年の離れた弟や妹がいて,上手に抱く姿も見られました。4年生には「耳の話」。耳のしくみや働きを伝えました。手話も少し勉強しました。都道府県名の由来や,指文字で自分の名前を表してもらいました。
 5年生には「心の成長」。心は一生成長していくことと,ストレスを上手に向き合えるようになって欲しいと話しました。6年生には,「お酒、たばこ,薬物乱用防止の話」。プリントを使っていろいろな情報を伝えました。今後選択していくために,正しく具体的な情報を得た上でどうするか考えて欲しいと話しました。
 からだの話は,保健の教科書の内容や、それまでに少しずつ積み重ねて理解を深めるために行っているものです。子どもたちの様子を見ながら少しずつ毎年内容を組み立てています。子どもたちは,測定の後には必ず何かしら身体や健康の話があると思っていて,昨年話したことを覚えていてくれる子も,各学年にいて嬉しく思います。
 科学的・具体的な情報と,自分で自分の健康を守るということを,小さい頃から習慣づけて健康に過ごして欲しいと願っています。そのために,興味を持ったり,考えたり,行動できるように内容をこれからも充実させていきたいと思っています。

卒業式の練習で・・・

 3月19日の卒業式に向けて,6年生はほぼ毎日,4年生・5年生も式に向けての練習があります。準備も着々と進んでいます。毎年のこととはいえ,この時期は嬉しさ半分,寂しさ半分という複雑な気持ちです。式の練習を進める中,挨拶や礼がきちんとできたり,静かに進行できたりという姿があることを聞くと,子どもたちが1年生だった頃を思い出します。入学式で元気よく返事をしていたこと,緊張もしていたけどとびきりの笑顔を見せてくれたことなど・・・。月日の過ぎるのは本当に早いものですね。感慨深いです。

 保健指導の後にも,短いけれどメッセージを伝えました。期待と不安でいっぱいでしょうが,中学校生活を自分らしくがんばってください。自分の身体も心も健やかに大きく成長させてください。夢に向かってどこまでも進んでください。
 ご卒業おめでとうございます!