暑い日が続きます!
 例年より十数日早く梅雨明けして,暑い日が続きます。一番暑い時間帯となる下校時には,「暑い〜」という声が響いています。水筒も飲み干してしまっている場合が多く,頭から水をかぶっている場面も何回か見かけました。
 水泳学習は,前半は雨でなかなか入れなかったのですが,今は楽しそうな声が聞こえています。特に天気に恵まれて,全学年が入水した日もありました。多少は無理をしてでも入りたがる場合が多いので,朝の健康観察と疲れの解消に,ご家庭でも気をつけていただけたらと思います。
 あと少しで夏休みですね。暑さに負けずに,元気よく過ごせるといいですね。


親子学習会兼学校保健委員会の報告

 6月24日のフリー参観の時に,4年生対象で「親子学習会兼学校保健委員会」を開きました。その様子をお伝えします。
今年度のテーマは「骨の話」「簡単バター作り」で,成長期にバランスよく栄養をとることで,骨の成長にはとても大事であることと,生クリームからバターを作る活動を入れました。
 今回は,外部講師として,明治株式会社の栄養士の先生のお話を聞きました。骨をつくるためにカルシウムが必要で,牛乳は吸収率がよいのでおすすめだけど,小魚・海草・野菜などにも含まれているため,毎回の食事のバランスが大事だという話をしていただきました。時々クイズもあり,4年生の児童はしっかり話を聞いていました。赤・黄・緑の食品分類では,1年生の頃から繰り返し学んできたからか,よく覚えていてさっと答えている場面がありました。講師の先生も「きちんと食品分類が定着していますね!」と感心してみえました。
 バター作りでは,生クリームを振って分離させ,バターを作りました。3分間振り続けるのはなかなか大変かと思いましたが,楽しく,和やかに作っていましたし,おうちの人も一緒にクラッカーにつけて試食ができました。たくさんの保護者の方にも参観していただきまして,ありがとうございました。

熱中症にご注意を!

 今の時期は,熱中症にも十分気をつけて下さい。熱中症とは,運動や暑さなどにより,身体の中に熱がこもることで起こる様々な症状をまとめて呼んでいます。大きく4つに分けていて,「熱けいれん」「熱疲労」「熱失神」「熱射病(日射病)」です。まずは予防,対応もしっかりと行うことが大切です。重症だと命にかかわりますので,応急処置のしかたも覚えておくといいと思います。
 熱中症が起こりやすい条件は4つあります。高温・多湿・無風・直射日光です。25℃〜30℃くらいのそれほど気温が高くないときでも,湿度が高ければ,屋内・屋外を問わず発生しやすくなります。また,梅雨明けの急に気温や湿度が高くなるときは,身体が暑さに慣れていないため,起こりやすくなります。午前10時〜午後4時の時間帯が最も多く見られますが,真夏の時期では,朝や夕方の時間でも起こっています。
 いろいろなHPや情報サイトがありますので,参考になさって下さい。イラストや動画も入ったわかりやすいものもあります。運動する小中高の学生だけではなく,乳幼児や高齢者にも注意が必要です。「これくらいなら・・・」という油断で毎年事故の報告が起こっています。
 携帯からもチェックできる項目がある,環境省熱中症予防情報サイトhttp://www.wbgt.env.go.jp/kt/index.phpもあります。ご参考までに・・・

 熱中症予防8ヶ条 (日本体育協会から)

 1, 知って防ごう熱中症
 2, 暑いとき,無理な運動は事故のもと
 3, 急な暑さは要注意
 4, 失った水と塩分を取り戻そう
 5, 体重で知ろう健康と汗の量
 6, 薄着ルックでさわやかに
 7, 体調不良は事故のもと
 8, あわてるな,されど急ごう救急処置

 応急処置のしかた

 1, まずは涼しい場所へ連れて行く
 2, 衣服をゆるめて,熱の放散を助ける
    また,濡れタオルなどを首・脇の下・太もものつけねなどに当てて冷やす(太い血管が通っているところ)
    身体に水をかけて,うちわなどであおいでもよい
 3, 意識がはっきりしているときは,水分を与える(冷たい飲み物が胃の表面を冷やす)
    意識がはっきりしていない,またはない場合は、水分は与えない(肺に水が入る恐れがあるため)
 「おかしい」「危険」と感じたら、すぐに救急車を呼ぶ!