6月28日,6年A組で学年部会を行いました。テーマは「法の遵守」です。「違反摘発を受け,父の臨終に会えず」という新聞記事(2003年1月25日 朝日新聞)を読み,自分が警察だったら違反の車を止めるか止めないかを考えました。 警察の立場で考えたので,どんな事情があっても違反は止めるべきだと考える子が多かったです。一方で,きまりはみんなが幸せになるために作られるもので,一人でも不幸になる人がいたら法がある意味がないという意見がありました。それに対し,見逃してしまったらみんなも「いいや」と思って事故が起こるという意見が出ました。見逃すべきか,そうしないべきか・・・の間で揺れました。 授業後の感想では,法はみんなが幸せになるためにあるもので,世の中がうまくいくためにだれかが我慢することが必要だと感じるようになった子が多かったです。 今回は警察の立場で考えましたが,運転手だったらどうするかを考えてもまた違った観点で話し合いができるかもしれません。
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