黒板にいくつもの数字が書かれ、その横に“名前磁石”が貼られています。黒板のそばで立っている子も、席についている子も手にプリントを持ってそれを見ています。黒板の左上には、「2019 旅立ちの言葉」と書かれています。

卒業式のクライマックス、「旅立ちの言葉」の台詞を分担していたのです。

手に持っていたプリントは、「旅立ちの言葉」の台本。子どもたちは、台本を何度も読み、友達と相談したりもしながら、自分の読みたい台詞を決め、その台詞の番号のところに磁石を貼っていたのです。“希望”ですから、当然、希望者が重なることも。そんな時は…、どうやって決めるのでしょう…？

卒業式という大舞台で、体育館いっぱいに響き渡らせる台詞です。よく考えて選んでください。そして、練習を重ねて、式当日にも堂々と言えるようになってくださいね。