今日は一学期最後の登校日。終業式を行いました。キリッとした式ができるように、事前に、移動中や待ち時間にしゃべらないなど、全校共通の約束を担任が指導してから体育館に集まりました。
最初にやってきたのは1年生でした。ちなみに、先着4学級は10分前の集合で、すべて1年生でした。
式では、元気に二学期の始業式が迎えられるよう、校長先生や、生活指導担当の先生から、全校児童に話と指導がありました。
【校長先生の話】
元気がなかった校歌を1番だけ歌い直させたあとで、こんな話がありました。
今の校歌もそうだが、やればできるのにやらないことがいくつもある。そのひとつが「あいさつ」。二つ目が「朝の読書」。2学期は今の5年生のように、8時25分には、シーンとなって読書を始められるようにしましょう。3つめは「そうじ」。すごくきれいにそうじされている場所があるが、その反対もある。4つめが「トイレのスリッパ」。学校はみんなが一緒に生活するところだから、次の人のことを考えた行動ができる人になりましょう。どれもできるのにしないことです。2学期はしっかりやりましょう。
【生活指導の先生の話「3つの夏休みの話」】
1、「夏休みは『はやいのよ』」
①『はや』=はやねはやおき
②『いの』=命(いのち)を大切に
③『よ』=用(よう)もないのに行かない
特に命の話が中心になりましたが、①~③でこんな指導をしました。
川遊びは絶対にしないこと。自転車に乗るときは気をつけて。特に交差点の飛び出しが危ないこと。線路のそばや中で遊ばないこと。線路に石などを置かないこと。他人の家やマンションに勝手に入らないこと。工場などの壁にボールをぶつけることは、ガラスを割ったり、跳ね返って物を壊したりするのでやめること。子ども同士で校区外に行かないこと(最後の範囲指定は海蔵小のきまり)。
2、「勉強はいつやるの!?」「朝でしょ!」
説明は省略します。子どもたちはとっさに「今でしょ!」と返事しましたが…。
3、「あいさつ」の話
あいさつ運動にたった6年生の作文が2つ紹介されました。どちらも内容は似ていました。あいさつを向こうから言われるととてもいい気持ちになる。あいさつは人も自分もいい気持ちになる。あいさつ運動をしてそれがわかった。今までの自分は、人にいやな気持ちをさせていたかもしれない…。というものでした。
本日の掲載写真は、校長先生や生活指導の先生のほかに、トップで体育館に来て、15分以上も静かに待った立派な1年生。校歌斉唱の様子(あとで歌い直しとなった元気なしバージョンですが)、よい歯のコンクールでよい歯の持ち主(1人)が表彰されているところです。
さて、海蔵小HPでは、トップページのデザインを少し変更し、行事予定などこれまでになかった内容も追加しつつ、学校の様子を中心にお伝えしてきました。どれも事実ですが、どちらかといえば光の当たるニュースが中心です。指導上の配慮、個人情報の配慮から、掲載しなかった出来事が、同じくらいかそれ以上あります。どういう指導をしているのかというお電話をいただくことも珍しくありません。いじめがありますとお叱りをうけることもありました。
海蔵小学校では、解決すべき問題を、職場で共有(知り合う)して、複数の職員で考え、解決改善すべく、毎日努力しています。取組みの経過や進捗をここでお伝えすることはできませんが、現状維持は逃げであり、取り組むべき課題には少しずつでも「よい」と思う方向へ進める方策を考え実行しています。
明日から夏休み。どうか、地域の子どもとして、地域の大きな教育力と包容力で、子どもを見守り、ご指導ください。
HPをご覧いただいた皆様の中には、校区にお住まいの方が多かったかとお察しいたします。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。校長はじめ、職員一同、心より感謝いたします。