学校長より


 はじめに

 皆さんこんにちは、川島小学校のホームページにようこそいらっしゃいました。校長の小林 育生(やすお)です。

 簡単に、本校の紹介をさせて頂きます。
         


 校 章
 創立百周年を記念して、この校章に改められました。
 勉学にいそしむ「ペン」と、緑の川島を表現する若葉をあしらってデザイン化しました。

 学校の周りの様子

 本校は900本以上の桜の花が咲く鹿化川上流部の南側の高台に位置する学校です。

 昭和49年(今から37年前)に移転しました。


 北側の眼下に西福寺を中心とする川島町の昔からの町並みと団地地帯が一望できます。
 南側の窪地や丘陵には段々畑や水田が広がっています。
 西側の丘には近年新しい団地ができました。団地の向こうに鈴鹿山脈の雄姿を仰ぐことができます。
 東側には、水田が広がっています。


  地層が見られます

 学校北側の通学階段は、100段近くあって、これを登るのに、何分もかかります。



 この階段の左手には、7月から10月にかけて、ムクゲの花が咲き乱れて、階段を登って登校する児童を励ましています。

 また、数万年前の地球の様子を窺う地層の観察学習ができる所があります。


 土俵があります

  校庭には土俵と櫓(やぐら)のある相撲場と岩石園があります。

 校庭の東側、北側には竹藪があり、そこから蛇やマムシも珍客として渡り廊下などにも顔を出しますし、キジの鳴き声もしばしば聞こえてきます。

 

 減っている竹林

 校区の特徴は東西に6.2qと細長く、丘陵地帯です。

 昔は竹林と段々の茶畑などの自然に恵まれた地域でありましたが、バブル期に竹林等を削って大型の宅地造成がなされたうえ農地開発も進んで大幅に緑が少なくなってきています。


 千 本 桜

 街の人々は「鹿化川上流にすむ私たちが責任を果たすためきれいな水を取り戻し、守ろう」を合言葉に現在会合や活動を重ねてみえます。

 この思いは50年ほど前からあったようで、900本以上の桜は敬老会の方々の手によって植えられたのだそうです。

 ブラックバスのような外来種ではなく、昔から日本の池や川に生息していた魚がたくさんいる灌漑用の池が幾つも残っています。湧き水で冷たい水です。

 ホタルが見られます

 また、蛍が乱舞するところやシデコブシの群生地もあります。

 竹の子、お茶の特産地です。野菜も青果市場に出荷しています(竹の子や野菜類が度々盗難にあって困ってみえます)。


 挨拶ができる子が多いです

  児童は起伏のある地域のいくつもの坂道をものともせず集団登校で元気に登校しています。

 明るく爽やかな挨拶ができる子が多いことが本校の自慢です。

 あおぞら学級との交流

 あおぞら学級の児童についての理解教育が積み重ねられていて、全校児童との交流が円滑になされています。

 少人数教育

 
今年度も、少人数教育推進の加配をいただきました。

 各学年共、算数を中心にクラスを分割した少人数での指導や複数の教員で指導を行うTT指導を取り入れて、基礎・基本の定着を図っています。



 総合的学習の時間

  生きる力を学ぶ「総合的な学習の時間」は、かわしまタイムというの名で、3年生以上が意欲的に取り組んでいます。

 近年では、地域の介護の問題を取り上げて、学習を進めている学年もありました。


 PTAの校区内パトロール

  PTAの皆さんによる学校時間帯の校区内パトロールは20年以上前から続けられていて、交通安全や痴漢被害防止に大きな成果を上げて頂いています。