音楽室より

音楽室より

　卒業式

2013.3.20

　３／１９（火）は卒業式でした。
　自分が川島小学校へ着任してから初めての卒業式。
　すばらしいお天気に恵まれた日でした。
　私の役目は，卒業生入場前のＢＧＭ演奏から。
　体育館には保護者の方々が大勢入場されています。
　春らしい音楽を何曲かメドレー風につないで電子オルガンで弾いていきました。
　さて，卒業生入場です。
　ピアノの低音で４拍ソの音を鳴らしたあと，５年生による鍵盤ハーモニカ演奏で「威風堂々」を演奏。
２回目は，５年生はお休みでピアノソロ，「つばさをください」をはさみ，再び５年生が鍵盤での演奏を繰り返し，
卒業生の入場を盛り上げました。
　以下，音楽に関係のあるところだけ書きますね。
　国歌斉唱
　こんなに上手な歌声は，久しぶりに聴きました。
　子どもたちもしっかり歌っていましたが，おとなの方々の声もとてもすてきでした。
　校歌斉唱
　３番になるほど勢いの増していく，気持ちのよい感じの校歌でした。
　卒業証書授与
　電子オルガンでＢＧＭを演奏していきました。
　スタートの曲は1組「フィンランディア」，２組「タンホイザーグランドマーチ」，
３組「木星」，４組「パッヘルベルのカノン」この曲のあとに２曲ほどつないでいきました。
　式の後半，たびだちのことば。卒業生と５年生のよびかけです。
　さすが本番。
　気持ちのこもった卒業生の力強いよびかけから始まりました。
　途中に出てくる５年生のよびかけも立派。
　そして「この星に生まれて」の歌。
　まとまりのある歌い方がとても生きていた５年生の歌声でした。
　６年生はこのあと感謝の気持ちをこめて「ふるさと」
　そして「旅立ちの日に」。
　一人ひとり，きょうの式でどんな思いをこの曲に込めて歌ったのでしょうか。
　最後の高いファにあがるひびきが最高でしたね。
　卒業式の最後の歌は卒業生＋５年生全員による「また会う日までさようなら」です。
　歌の後半で，２学年でハーモニーを作ります。よく声がとけ合っていましたね。
それぞれの音の高さを主張しながら，きちんと相手の声とハーモニーができている。
そうか，これが川島小学校の子どもたちの声なんだなと自分がピアノを弾きながら一番感じ入っていたところでした。
すばらしいところは伝統として次の年度に必ず引き継いでいきたいと強く思いました。

　さて，一年間読んでいただきましたこの「音楽室より」も，このページをもって最終回としたいと思います。
　毎日書きながら，その日の反省を何とか次の日に生かせていけたらともがいた一年でした。
　子どもたちから毎日のようにいっぱい元気をもらい，おうちの方からお手紙を頂戴したり，
参観日のときなどに声をかけていただいたうれしさを支えに一年間やってこれました。
　みなさま，本当にありがとうございました。
　まだまだ，花粉が残っていそうです。
　お体には十分お気をつけになってくださいね。　

最後の卒業式の練習	2013.3.18
６年生だけでひと通り練習をしました。　よびかけでは，気持ちをのせた声をたくさん聴くことができました。　欠席の人がちらほらいますね。　あしたは全員そろって卒業式を迎えることができることを切に祈っています。

　ピアノにできてCDにできないこと

2013.3.15

　きょうは予行練習。
　音はピアノと電子オルガンで演奏しました。
　ピアノや電子オルガンにできて，ＣＤにできないこと。
　ふたつあります。
　ひとつは，入場終わりや退場終わり，証書の終わりのＢＧＭをぴったりとそろえること。
　もうひとつは，歌の歌いだしの間（ま）をとること。
　ひとつめは，子どもたちの動きを見て合わせることで，これは式の進行上，音を出す側としては大事にしたいこと。
　ふたつめの歌いだしですが，指揮者がいません。
　息を吸うタイミングと最初の言葉をはっきり歌いだしやすいようにピアノを弾くこと。これがけっこう大変。
　その日の子どもたちのようすから判断して，きょうはどう出てくるか予想をして前奏を弾きます。
　よく耳をすまして聴いている子どもたちには，気がついている人もいるかもしれません。
　「旅立ちの日に」の歌いだす２小節前。
　「タンタンタンタン　タンタンタンタン」と四分音符が８つ。
　これを同じテンポで弾いたら，１４０人は歌えません。
　ではどうやって弾いているのでしょうか？
　子どもたちはぜひ１８（月）または本番の日に聴いてみてください。
　歌いだしの「しろい　ひかりの　・・・」は，おそらくばっちり合うと思いますよ。

　CDで行う卒業式の練習

2013.3.14

　卒業式当日，自分にもしものことがあったことを想定して，
きょうは入場から退場までCDで音楽を流して進める練習を行いました。
　勤めだしてから今まで３０回卒業式に同席してきましたが，この練習の経験は始めてです。
　歌の伴奏もCDに録音したものを流します。
　子どもたちは無事歌えるかなと心配をしていましたが，川島小学校の子どもたちは見事でした。
　スピーカーから流れるピアノ伴奏の音をよく聴いて歌っていました。
　いよいよあすは予行練習です。
　あすはピアノも電子オルガンも演奏します。
　あと２回の練習が充実したものになるといいですね。

　２分の１　成人式

2013.3.13

　４年生はあす１４（木）５限目に「２分の１　成人式」を行います。
　「校歌」と「はじめの一歩」をその式の中で歌います。
　声は伸びたときに，歌っている人の気持ちが聴いた人たちに届くものです。
　「かがやく　わかーめ」の「め」
　校歌の１番の最後の方にある歌詞ですね。
　この「め」をどう歌うか，でがらっと歌は変わります。
　６年生・５年生はさすがこの部分はじょうずです。
　４年生はあと一歩だね，という話をして練習したところ，４年生もじょうずになりました。

　あすの４年生の式は，出席していただいた人すべてに，子どもたちの決意が届くことと思います。
　私がいうのもなんですが，４年生の保護者のみなさまでご都合のよい方は，
ぜひ４年生の子どもたちの姿をごらんいただければと思います。

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