音楽室より

 威風堂々第1番 2012.9.7
5年生は,威風堂々の練習に入りました。
ロンドンオリンピックで,よく耳にした曲ですね。
イギリスの人たちは第二の国歌というぐらい,だれもが親しんでいる曲。
この曲が聴こえてくると,みんなその場に立って,ひざ屈伸でリズムを取り出すそうです。
さて,CDで聴いてみました。
第1のテーマ(主題=主なメロディ)には,聴いたことあるかな?
というぐらいの子どもたちの反応でしたが,
第2テーマ(ドーシドレーラーソー)は,ほとんど全員が手を挙げていました。
さっそく,鍵盤ハーモニカで練習に入りました。
いくつか乗り越えていくことがらがあるのですが,5年生の子どもたちには
最初からそれを言わないで,つまずいたらみんなで解決する学習方法で
進めていこうと思います。
三学期,たぶんなにかの本番での演奏がある曲です。
じっくり取り組んでいきましょう。

 室温33度! 2012.9.6
きょうから,音楽室での授業が始まりました。
室温は1限目から33度。午後少し下がって32度。
ピアノのそばに立っている私も立っているだけでくらくら状態。
けれども,子どもたちは偉かった。
4−3,6ー2,4−4,4−1,4−2と入れ替わり子どもたちはやってきましたが,
「暑い,暑い」とブーブー言って私を困らせる子どもはひとりもいませんでした。
             ♪
きょうは4年生の授業のようすを書きます。
11月に三泗音楽会へ出ます。
そのときに,会場の子どもたちで一緒に歌う曲をまず練習しました。
「ゆかいに歩けば」と「世界がひとつになるまで」です。
ピアノの周りで歌ったあと,机いすへ戻ります。
きょうの目玉は,木管楽器の音色を聴く学習です。
フルートとクラリネットの音色を聴くのですが,ただ聴いているのだけではたいくつです。
クラリネットポルカでは,この曲を構成する3つのメロディに着目させ,
そのメロディの変わり目で,打つリズムを変えて意識付けさせる学習をします。
こう書くと,とてもむずかしいことみたいですね。
実際は,@そうめんを食べるポーズAボールを投げるポーズB字を書くポーズ
をトントンのあとにつけて打つリズム打ちをします。(@ABはどんなポーズでもOK)
この3つの鳴らし方を使って,曲の中で,メロディの変わり目で@ABのポーズを変えていきます。
子どもたちの様子は,【川島小学校ホームページ】→校長室より
→9/6の子どもたち→左から4枚目の写真にあります。
(これをお読みの同業者の方は,指導書についている鑑賞用CDに収録されている
「クラリネットポルカ」の2つ目(トラック8)を使用されるとわかりやすいです。)
この活動をしたあと,子どもたちは思ったことを話し出します。
「ふし(=旋律)が変わったから」とずばり話した子や,ふしのことをリズムと言っている子もいましたが
「曲全体が3つでできている」という発言には,私もドキッとしました。そのとおりです。
曲の組み立てがわかると,曲の聴き方がわかり,楽しさも増します。
きょうの学習事項は,新しい学習指導要領「音楽」[共通事項]にある「反復,問いと答え,変化などの音楽の仕組み」です。
今から,この学習をするよではなくて,子どもたちには,活動を通して自然と力がついていくような授業の進め方を,
これからもどんどん工夫していきたいですね。
それにしても,きょうは暑かった! 子どもたちがだれも倒れなくて本当によかったです。

 音楽室の朝 2012.9.4
きょうの朝,音楽室への訪問者は6名。
夏休みの間に,練習曲の最後まで弾けたよ! と,ショパンのワルツをピアノで弾いていた子,
準備室からギターを取り出してポロンと鳴らして楽しむ子,ドラムセットを鳴らす子,
一学期も思いましたが,子どもたちの音楽の楽しみ方はいろいろですね。
朝の10分ほどの時間でしたが,子どもたちにいやされたひとときでした。

 約束 2012.9.3
二学期が始まりました。
始業式,全員で川島小学校 校歌を歌いました。
6年生の子が伴奏を弾きました。
とてもじょうずでした。
大勢の伴奏を弾くことは,意外とむずかしいもの。
聴こえてくる声に合わせて弾こうと思えば,どんどんピアノが遅れてしまいます。
だから,伴奏を担当する子どもには,聴こえてくる声は気にしないで弾くことを事前に話しておきます。
ということで,本番日の朝,体育館で弾くリハーサルはとても重要。
長い夏休みをはさみました。
一学期の終わりには,約束をしましたが,長い夏休みの間,覚えていたかな?
少し不安もありました。
朝のリハーサルに万が一現れなかったら,その子どもは校歌を弾くことはできません。
と,思っていたそのとき,きょうの伴奏担当の子どもが現れました。
プロの音楽関係の契約は,忙しいので基本,電話1本(メールではないですよ)だそうです。
声と声でかわした約束はとても重いのです。
忙しいから,改めてファックスや郵便での依頼の手紙などは届きません。
でも,きちんと仕事の穴はお互いにあけません。
もし,連絡もなしで突然約束の時刻と場所に現れなかったら,次の仕事はもうやってこない。
そういう世界だそうですよ。
きょうも,インターフォンなどで呼び出しは絶対にしないと心に決めていました。
呼ばれてから来るではねうちがない。
「約束」をきちんと覚えている。
このことが,とても大事で尊いのですね。
「約束」をきちんと守り「信用」を増す。
わたしたちも,そんな学校にしていきたいし,子どもたちもそのように育てていってほしいですね。
音楽室での授業開始は,6(木)からです。
二学期も,またその日あったようすを書いていきたいと思います。

 一学期 最後の授業日 2012.7.13
7/13(金),一学期最後の音楽の授業日です。
音楽室の中は,常時30度以上という音楽活動にはまったく適していない環境ですが
子どもたちはけなげです。
5年生は,リクエスト曲を2曲,校歌,「スマイルアゲイン」と「いつでもあの海を」の2部合唱,
リコーダーで「一輪の赤い花」,「キリマンジャロ」,「リボンのおどり」とたくさんのメニューです。

5年生は歌う表現力が伸びました。
「赤い屋根の家」で,「ずっと こころの なーーかーー」というところがあります。
何も考えないで歌うと,なーー と かーー がぶつっと切れてしまいます。
低いドから高いドまで声でつなぐって,プロの歌手でもむずかしいこと。
それを歌っていける5年生って,本当にすごいと思いました。

音楽室を出るときに,「また二学期よろしくね」「ありがとう」とひと声かけていく子どもたち。
何とすばらしい川島小学校の子どもたちでしょう。
二学期,さらに伸び伸びと成長していけるためにできることを
子どもたちの夏休みの間に(もちろん,私たちは夏休みではありません!)
じっくりと備えたいと思います。
まずは,音楽準備室の大そうじです。
子どもたちが本当に使えるものにしぼって片付けたいと思います。

では,この「音楽室より」のコーナーも,しばらくお休みとします。
また,二学期書いていきたいと思います。
ご愛読,ありがとうございました。

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