気持ちのよい言葉づかい | 2012.6.1 |
きょうは運動会前ということで,どの学年も大忙し。 午前はどの学級も音楽の授業はない予定だったのですが, ひょいと4年生1学級の授業をすることになり,子どもたちと 楽しいひとときをすごしていました。 子どもたちもずいぶん慣れてきて,私に対しても心を開いて いろいろとおしゃべりをするようになってきました。 その中でちょっと気になるひとコマ。 「楽器を片付けてきましたか?」 「うん」 「うんじゃなくて?」 「はい」 たったこれだけのことと思われるかもしれませんが, 場にふさわしい言葉を使えるようになるのも,学校生活の中で, 大事にしていかなければならないと,私はいつも思っています。 中には, 「うんじゃなくて?」 というと,むっとする表情をする子どもが,どの学年にもときどき見られます。 これはいけません。 ていねいな言葉のキャッチボールが聞こえる川島小学校になっていくといいですね。 たかが言葉,されど言葉 言葉づかいが変われば,学校のムードはびっくりするぐらい変わるものですよ。 |
全校練習の校歌斉唱 | 2012.5.31 |
5月31日(木)2限目は,運動会に向けての2回目の全校練習でした。 開会式に「校歌斉唱」はどこの学校でもあるものですが, これがなかなか,音楽担当にとっては悩ましいのです。 外で歌う子どもたちの声は,なかなかしっかり響きにくいもの。 今までの学校でも,全体練習のときに校歌の歌い方をするものですが, きょうは私の出番もいりませんでした。 赤組からも白組からも,よく声が聴こえてきていました。 歌入りではないCDでもよかったかな,と思ったぐらいですよ。 この調子で当日もさわやかな歌声でいきましょう。 3番「もうそうだけの くきのように」のあとにある 「ただしく つよく きたえましょう」を 一番くっきりはっきり歌えると,もっともっとかっこいい校歌に なりますよ。 ちなみに,校歌のCDは先日新しく録音し直したものを本番も 使います。さて,どの学級の歌声でしょうか? |
だんだん盛り上げる | 2012.5.30 |
5月30日(水)1限目,6−4 卒業までは封印といいながら,「旅立ちの日」をまた歌った6−4。 その後,「ラバースコンチェルト」の楽器を交代 しながらやっていましたが, 「ずいぶんじょうずになってきたから,きょうは3回続けて やってみようか」 ということで,3回続けてやってみました。 せっかくなので,前の時間に聴いた「歓喜」のことを 思い出して,1回目はベル,2回目に鍵盤をプラス, 3回目に打楽器も入って全員で,という順に合奏をしてみました。 だんだん盛り上がる「ラバースコンチェルト」 いろいろな音色が繰り返すたびに変化して聴こえてきました。 かっこいい子どもたちでしたね。 |
リコーダーの高い音,きれいだね! | 2012.5.29 |
5月29日(火)2限目,4−2 4年生はリコーダーで高い音の曲を練習中です。 サミングや息の入れ方は,頭でわかっていても,実際自分でやってみると, いろいろと壁にぶつかってしまうものです。 「赤丸します」の時間がはじまると, 子どもたちは,私のそばへ並んで,OKならば赤丸を教科書につけてもらいます。 この時間は,とても大事な時間。 並ばずに練習する子どもたちは, ひとりで悩み,周りの友だちに相談し,自分の周りの子どもたちに 話しかけ,一緒に「どうやったらできるのかな?」と悩む時間。 一年間の時間は少ないですが,その中でも,このような時間は 大切にとっていこうと考えています。 悩んで,何度も繰り返し挑戦したあとの喜びはひとしお。 どんな学習でも同じですね。 さっとやって,さっとわかる そのようなインスタントなものは 本当の子どもたちの栄養にはなりにくいかもしれません。 もちろん,手も足も出ない状態になってしまっている子どもたちを 放っているわけではありませんので,みなさんご安心を。 |
耳がいい! そして考えて歌っている | 2012.5.28 |
5月28日(月)3限目,5−1 「いつでもあの海は」をはじめて歌ったとき,2番の途中からピアノの伴奏の音を 少し弱くして弾きました。 子どもたちも,あれ? という顔をして,声を弱めて歌っていました。 「どうして,さっきピアノの音が弱くなったのかな?」 子どもたちはしばらく考えて,「なみが やさしく ささやく」とあるから… と意見を出し始めました。 すごい,さすが。 やさしく ささやく とあるのに,大きな声で歌っていくのは 合わないよね,ということでみんな納得。 もういちど,「なみが やさしく ささやく」から歌ってみました。 音色をそろえて歌えるクラスなんですね。 とても気持ちがよくわかる歌となりました。 美しい日本語を大事にして,これからも歌いたいですね。 |