音楽室より

 不安を除く赤丸 2012.10.25
10/25(木)2限目,6−1
ピアノ伴奏を仕上げてきた子どもたちが,学級みんなの前でぼちぼち弾き出すようになりました。
ピアノの伴奏って,その子の性格がよく表れています。
そのまま様子を見守るときもあれば,そうっと声をかけるときもあります。
どんなことでも努力を続けている姿は見ていて気持ちがいいものですね。
さて,思い切り歌ったあとは,楽器で「風を切って」の練習です。
そうむずかしいメロディではないのですが,ミラシドミレシソーと,
後半少し細かくなるリズムに,どうも子どもたちは自信を持ちにくいようです。
鍵盤を弾くことになれているような感じの子どもも,
自分の吹いているのが本当にこれでよいのかどうかは,よくわからないもの。
そんなときに,ひとフレーズだけ聴いていく赤丸の学習は,
その子どもの不安を除いていくんだなあと,やっていて思います。
実は赤丸をしていく学習は,一人ひとりの子どもが
どれだけ進んでいるのかもつかめるのですが,
同時に,短い時間ですが,一人ひとりの子どもとおしゃべりができるので,
私は大事にしている学習スタイルです。
時間の終わり,一度みんなで吹いてみました。
ミラシドミレシソーのレシソー,見事に決まっていましたね。

 声がそろう 2012.10.24
10/24(水)3限目 5−2,4限目 5−4
5年生の歌声がひびいています。
子どもたちのそろう声を聴くと,心から幸せになります。
この子どもたちって「歌わされている」のではなく,「自分たちから歌って」いるんですね。
5−2ではグループで歌って私のところに歌いにくる時間,終わった子どもたちは,時間があいてしまいます。
きょうは何をしようねと言わないので,自分たちで考えて「スマイルアゲイン」を練習してみようと声をかけてみました。
すると,どうでしょう。
自分たちで歌い,となりのグループで一緒に歌ってみたり,どんどん活動をふくらませています。
5−4では「威風堂々」の鍵盤ハーモニカを聴いているときに,ピアノの周りではアコーディオンも一緒に
グループ合奏が始まっていきました。
どちらの学級も,とてもいいムードでしたね!
「声をそろえよう」と言っても,歌声はそろいません。
子どもたちが「歌いたい」という気持ちが高まれば,自然と声はそろってきます。
二週間後には,5年生全員で一度歌ってみます。
今からその日が楽しみです。

 オープンスクールの感想 2012.10.23
10/15(月)学校公開の感想をいただきましたので紹介します。

♪【4−1】クラスの子どもたち全員が心を一つにして合奏している姿に感動しました。
 そしてその演奏のすばらしいこと!
 思わず私もリズムにのって,子どもたちの一員になっていました。
 とてもとても楽しかったです。
 また先生の指導もすばらしいと思います。
 常に笑顔で静かで,でもグイグイ子どもたちをリードして
ひとりとしてはずれる子どもが出ていない。
 もっともっと子どもたちを音楽の世界へつれて行ってください。
 今度の音楽会楽しみにしています。

◆ありがとうございました。
 おほめにあずかるほどの指導は,まだまだできていないと思います。
 いただいた言葉を大事にして,これからも子どもたちが
真に生きる授業をめざして取り組んでいきたいと思います。

 いろいろな表現っておもしろい! 2012.10.22
 10/22(月)4限目,2−4。
 11月の集会に歌う「世界中の子どもたちが」を歌っていたときのこと。
 歌に合わせて体でリズムをとる子どもたち。
 2拍をひとつにしてゆったりと体を横にゆらせている子,トランポリンのように
ポンポン飛ぶようにリズムをとっている子,両腕を体の前で振りながらのっている子などいろいろです。
 ただふざけているだけだったり,歌うのがおろそかになっていては困りますが,そうでないなら
いろいろな動きをして楽しむ子どもたちって本当にすてきな姿ですね。
 これからも,みんなでリズムののり方をいろいろと工夫していけるといいね!

 後半部分も歌いたい! 2012.10.19
 私(白井)は,小学生の頃楽器が好きになって,いろいろとさわって音を出す楽しみを少しずつ覚えて
大きくなっていきました。途中の人生記録は省略しますが,大人になって小学校に勤めるようになり,
1校目の塩浜小学校,2校目の常磐小学校で子どもたちと授業をしていたころ,音楽=合奏を一生懸命! 
という毎日でした。歌も歌いますが,歌詞を覚えたらもうそれで十分という音楽の時間をすごしていたように思います。
 自分自身も,歌い方についてよくわからなくて,今もまだまだ(かれこれ30年)勉強を続けています。
 そういう自分ですが,最近は歌うことのおもしろさを少々実感してきています。
 自分が歌うのも楽しいですが,子どもたちの歌い方がどんどん変わってくる楽しさです。
 子どもたちは歌わされている → 自分たちで歌いたい という気持ちが強くなったとき,
子どもたち歌うコツをどんどん身につけていくんだなと心から思います。

 3限目,5−1の時間。
 「スマイルアゲイン」の前半をグループで歌います。
 私のところに歌いに来ます。
 歌詞を覚え,口,スマイル,姿勢とすばらしいところがどんどん増えていく子どもたち。
 それにプラスして「ほおー」,活動の勢いもありました。
 子どもたちに勢いがつくとすごいことが起こります。
 どんどんその先を自分たちで歌っていきます。
「こうやって歌ってみたらどうだろう」といった声もいっぱいきこえてきます。
 さあ,そろそろみんなで歌おうという時間になったとき,
「後半も歌いんですけど」
「最後まで全部歌ってみたいんですが」
といった子どもたちの声。
 もうそれだけで十分です。
 子どもたちがやる気を持って取り組み始めたとき,子どもたちの活動が本物になっていきます。
 その後の「スマイルアゲイン」の声は,本当に子どもたちの心のこもったすばらしい歌でした。

最近
「です」「ます」をつけて,ていねいしに言葉のやりとりのできる高学年の子どもたちと
よく出会います。
 相手がきいて気持ちのよい話し方が自然にできることってすばらしいですね。
 これからも,気持ちのよい言葉が広がる川島小学校にどんどんなっていくといいですね。

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