2月15日(金)6限目に、各クラスで道徳の授業を行いました。
まず、1枚の写真を見せて、「こころ」と「こころづかい」の違いを考えました。「こころ」は自分の中で考えていること、「こころづかい」はその「こころ」を行動に移すことができることです。
そのあと、電車に乗っていておばあさんが乗ってきたら譲るか、なぜ譲るかを考えました。そして、「つらそうだから譲る」「譲ったほうがいいだろうけど、自分もとても疲れているし、立つのはいやだなと思って座り続ける」「お年寄りの方を見かけたら席を譲りなさいって家族が言っていたから譲る。」「気づかなかったことにしよう、と座り続ける。」など、いろいろな考え方のパターンを聞いて、「思いやりの心を持っていても行動に移さなければ意味がないのか。思いやりの心などなくとも、行動さえできればそれでいいのか。」を考えました。
生徒のみなさんは、それぞれの経験をふまえながら、自分の意見をしっかり話したり、書いたりすることができていました。今回感じたことを、これからの生活に活かしていってほしいです。