先月末から続いている校内公開授業ですが、本日は山際先生の出番です。2年生社会科歴史的分野の公開授業で、内容はアヘン戦争(アヘンでタイヘン)でした。
生徒は、タブレット端末からJamboardを使用し、アヘン戦争の様子を示した絵に、気づいたこと(桃色の付箋)、事実からわかったこと・考えたこと(水色の付箋)、疑問に思うこと(黄色の付箋)を書き込んで、グループで共有、さらにクラス全体で共有し、アヘン戦争を視覚的に理解しました。
また、アヘン戦争の原因を調べた後、当時の清国の大臣であった林則徐がイギリス国王にアヘンの密輸をやめさせるよう送った手紙をもとに、イギリス議会としてこの要求をきくべきか、SKYMENUのポジショニング機能を使用して、生徒の考える立ち位置とその理由を示し話し合うことで、市民革命や産業革命を経て力をつけたイギリスによるアジア進出の背景や思惑など、本単元の本質を理解しました。
2年生の生徒たちは、タブレット端末をもとに事実の理解が促され、社会的事象の歴史的な見方・考え方を働かせ思考したことをポジショニング機能を用いて表現し、さらに話し合うことで本質的な理解を深めることができました。