2年生の家庭科では、国連UNHCRから芳島昭一さんをゲストティーチャーに招き、ご自身のこれまでの生き方を含めながら難民について知る授業を行っていただきました。
今世界では9人に1人が飢餓に苦しんでいると言われています。これまでの授業で「自分をつくる食事」について考え、そこから「飢餓」についても学んできた2年生。授業を進める中で、「世界の飢餓問題についてもっと知りたい」「難民のことを知って、自分にできることは何かを考えたい」との声があがりました。そこで協力をお願いしたのが、国連UNHCRの芳島さんです。

さまざまワークをしながら授業が進み、難民となった人々が置かれる状況を学びました。最も印象的だった場面は、「あらゆるものをなくしてしまった難民の人々に『ある』ものとは何だと思いますか?」と芳島さんに問われ、「どこで生きていようと誰であろうと持っている『人権』です」と生徒が答えた場面でした。その通りですね。同じ地球に住む一人としてできることをこれからも考え、ともに行動していきましょう。
国連UNHCR
https://www.unhcr.org/jp/