2学期の終わりに、電気を使っておもちゃやゲームを作りました。お家から段ボールや空き箱、針金、わりばし、輪ゴム、ビー玉などを自分で準備してくる子も多くいました。簡単な設計図を描き、どのように明かりをつけると楽しくなるのかイメージしながら、必要な準備物を考えていました。実際に作り始めると、「どうして明かりがつかないのだろう」「球をうまく転がすにはどうしよう」など、頭を何度もひねりながら、作り上げました。いつも図工で行っている切る・曲げる・貼る作業を丁寧に行い、「ドキドキわくぐり」「ビー玉にうかびあがるきれいな明かり」「ビー玉でスイッチオン」など数多くの作品ができました。「〇〇さんのが楽しかったよ」「〇〇さんのはなかなか難しかったよ」など、感想を言っていました。最後は、楽しく遊んで終わりました。
21日の土曜日、防災フェスタがありました。PTA役員さん、地域の方々にお世話になり、防災についての関心を深め、どのように身を守るのか真剣に考えることができました。「紙食器と防災グッズが楽しかったです。」「じしんが起きた時に、どう行動するのかをたくさん教えてもらいました。もしも、じしんや火事が起こった時は、あぶないところが身の回りにたくさんあるので、気をつけます。」「私たちには、まだ知らないきけんなさいがいがあるかもしれません。だから、もっとたくさんのさいがいについて調べたり学んだりしたいと思います。」など、一日の振り返りをしました。また、地域の人とともに集団下校をして、通学路での危険場所を調べました。社会科での安全マップや防災マップにつながる、貴重な体験になったと思います。
10月15日、社会見学に行ってきました。水沢茶農協、四日市港ポートビル、乗船体験の行程です。茶農協では、たくさん質問ができ、しおりにぎっしりとメモをしていました。四日市港ポートビルでは、シアターを見て四日市港の様子や歴史も学ぶことができました。14階から見る景色はとてもきれいなのですが、真下を眺めると、「うわー、こわい」と後ずさりする子もいました。ガントリークレーンやフォークリフトが作業する様子もよく見えました。四日市港から輸出する自動車の多さに驚いていました。乗船体験では、甲板の上での船についての説明、救命服のつけ方、救護設備の見学、ロープワーク、クイズなど、子どもに合わせた体験をさせていただきました。船からは、長島温泉やセントレアなど、伊勢湾の周りがよく見えます。作文には、「いいお茶のかおりがただよってきました。」「れいぞうこが開いたしゅんかん寒かったです。」など、感じたことをしっかりと書き留める子もいれば、「次は、地いきのことだけではなく、日本中の場所のれきしを勉強していきたいです。」と先に目を向けている子もいました。「社会見学に行くゆめがかなってうれしかったです。ほんとうに楽しかったです。」お土産もたくさんもらって、思い出に残る社会見学になったようです。
社会で、学校の消防設備について調べ学習をしました。消火器、消火栓、防火扉などの設置場所を探し、白地図に自分で書き入れていきました。奥まったところにある消火器を探し当てると、声を出せないので、渾身のガッツポーズで喜びを表す子もいました。チームになって無言で移動する姿は、まるで忍者のようです。学習を終えて、「予想通り、たくさん消火きがあったよ。」「ひとこともしゃべらずに調べられたよ」と感想を言っている子もいました。同時に、避難訓練の大切さも感じてくれたようです。
今日の1時間目、3年生の算数は「大きい数のかけ算のひっ算」を勉強しました。
『1まい23円の色画用紙を3まい買います。代金はいくらです か。』という問題を解く方法を、子どもたちは、たくさん考えました。
その後、「自分なら、どの方法で解くのがわかりやすいか?」「みんなが考え出した方法の共通点はなに?」と、それぞれの考え方を共有し、深めることができました。
いろいろな考え方や感じ方などがあることを理解し、受け入れ、自分自身の中にも取り入れることのできる力を身に付けていってほしいと思います。
8月25日、道徳で新型コロナウイルス感染の疑いのある子との接し方について考え合いました。主人公の気持ちを考え、自分ができることについて思いを伝えることができました。「わたし」が何を悩んでいるかについて考えたところ、「他の人に影響していくこと」や「お見舞いに行きたいが自分の心の中だけで応援すべきか」「自分に気を遣って本当のことを話してくれていないのではないか」など、具体的に主人公の悩みを想像して発表する子もいました。「もし、自分が主人公の立場だったらどうしますか」の問いについては、「本人とじっくり話して思いを聞き取る。」「まわりの人たちにも大丈夫だったことを話して安心させる。」「オンラインなどで、つらい病気にかかっている友だちをはげます。」など、自分にできることを精一杯考えようとする姿が見られました。「病気になっている本人が一番つらいんだよ」と友だちの心情を推し量り、やさしい心持ちの子どもたちでした。学習を終えて、「相手をきずつけないように、やさしくせっすることは、とても大切だとあらためて気づきました。」と感想に書く子もいました。
総合的な学習の時間に、屋上から橋北地区の様子を見ました。「うわあ、遠くまで見える」「ビルもたくさん見えるよ」など、歓声が上がりました。橋北小学校を中心として、東西南北の方角に、どのような建物があるのか調べ、地図を作ってみたいなと考えています。学習した地図記号も使えるといいなと思います。