四日市市立四郷小学校
 
 

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2021/02/03

身の回りの差別をなくすために

| by 四郷小学校教職員
 6年生の総合的な学習の時間は,「差別」という社会関係の中におかれた人々が,どのような願いをもち,それをどのように実現しようと生きてきたのかを学んでいます。遠い昔の出来事ではなく,今日の社会の中にも存在する差別という事実に対して,これまでの自分自身の生き方を振り返り,これからどのように生きていくのかについても考えています。
 今回は「水平社宣言」を学習し,「『尺度』という人間が作りだした勝手な物差し,これは今もどこにでも存在します。自分の好きな長さで作れてしまうからです。相手を自分の物差しで測ってしまうから相手の気に入らないところだけが見えてしまう。昔も今も同じで,何も進歩していないなと思いました。差別をなくすのは,人々のあたたかい,熱のこもった心だと思います。」という振り返りを書いていました。