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2025/12/16new

(2年生)企業連携教育(出前授業)「キオクシア」半導体技術を学ぶ

| by 大池中HP管理者
四日市市教育委員会がすすめる「四日市ならではの地域資源活用プログラム」としての『企業連携教育における出前授業』。大池中学校では2年生のキャリア教育として実施させていただいた本日の授業。本校では「総合的な学習の時間」として2年生5クラスに1時間ずつの授業を2限目から6限目まで対応をいただきました。

4月当初より、校区内にある「キオクシア」からの出前授業を強く希望し、四日市市教育委員会のバックアップを受け、本日12月16日(火)に念願叶って5時間分の授業を「キオクシア四日市工場」から3名の講
師の皆さまに起こしただき、わかりやすく楽しい授業を進めていただきました。

■協力企業 「キオクシア四日市工場」

■授業テーマ「今の社会を支える半導体技術」~フラッシュメモリーはどうやってできる~

■講師 「キオクシア四日市工場総務部」から、斎藤さま、中濱さま、山田さまに大変わかりやすく、楽しく学べる授業対応いただきました。1名は大池中学校の卒業生である大先輩ということもお聞かせ頂き、本当に嬉しい限りです。



授業は、「記憶力お絵描き」「きらきら光るウエハ」「クリーンルームを覗いてみよう」「クリーンスーツ着用体験」などの体験型を中心とした活動を伴う授業内容から、顕微鏡を使って、実際にフラッシュメモリーの内部を観察するなど子どもたちが、時間の経過とともに、『半導体技術』についてどんどん興味や関心が高まっていく様子がわかります。VRで覗く「キオクシア内のクリーンルームの様子」や顕微鏡で見るフラッシュメモリ内部の半導体など初めて目にするものばかりですが、講師の3名のみなさんが、常に子どもたちに寄り添いながら、笑顔と優しい言葉で関わっていただくことによって、子どもたちも班の仲間とともに笑顔で楽しく学ぶことができました!



また、VRで「クリーンルーム内の活動の様子」を覗いた後、4名の子どもたちが、実際のキオクシア内のクリーンルームで着用をしている『クリーンスーツの着用体験』もさせていただきました!4名の子どもたちからの感想は、「少し暑いけど、動きやすい」、「顔の一部しか出ないということは、ほこりなどが製品(商品)につきにくい」、「スーツのいろんなところに隙間があって風なども入りやすい」などの感想も聴くことができました。中には、授業の最後までクリーンスーツを着たまま授業に参加している子どもたちもいました!お気に入りです!



授業を通して、半導体が身近な社会において、スマホ、パソコン、テレビ、白物家電さらには自動車や航空機、鉄道、ロボット、発電所など様々なところで使われていることを知ることができました。そして四日市工場では、写真や音楽などのデーターをしまっておく倉庫の役割をする半導体の「フラッシュメモリー」が四日市工場で作られていること。

大池中学校の校区でもある山之一色町に位置する「キオクシア四日市工場」。毎日目にする四日市工場。また、授業の中でも「ぼくのお父さんも、キオクシアの四日市工場で働いているんやに!」と教えてくれる子どもたちもいました。今日の授業で、より「キオクシア」が身近に感じた子どもたち。企業で働くということも学ぶことが出来た子どもたち。

2年生2学期9月から今日まで継続してきた「キャリア教育」のまとめとしての本日の出前授業。働くということはもちろんこと、本日の半導体に関わる授業を通して、将来、そして未来に目を向けることができ、自分もその未来に向かって生きる大切な一員であることを感じ取れたことだと思います。子どもたちは、日本社会、世界を支える半導体技術に触れることで、多くの可能性や、明るい未来をイメージしたりすることが出来たようです。何より、私たちが暮らす四日市に対して誇りを持てた時間となり、社会で働く人たちへの尊敬の念を持てたこと。自分が社会で働くことをイメージして・・・。



キオクシア四日市工場総務課から3名の講師の皆さまにお越しいただきました。2限目から6限目までの授業を実施していただき本当にありがとうございました!子どもたちに、将来や未来に目を向けるきっけかをつくっていただきありがとうございました!ずっと笑顔で、優しい口調で、わかりやすい言葉を丁寧に伝えていただき、子どもたちに寄り添っていただきました。本当にありがとうございました!そして、四日市市教育委員会から指導主事先生までお越しいただきまして感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

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