『ハインリッヒの法則(ほうそく)』という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。これは、「1件の重大事故(じゅうだいじこ)の裏(うら)には29件の軽微(けいび)な事故と300件のケガにいたらない事故がある。」という意味があるということで、事故(じこ)などの防止(ぼうし)のために使われることが多くあります。
『ヒヤリ・ハット』という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
重大事故になるか、ケガにいたらない事故で済(す)むかは紙一重(かみひとえ)の差(さ)だと思います。(適切に物の整備をしていることで軽(かる)い事故ですむこともあるでしょうが…。)
このところ、本校でも登下校中に自転車を運転している時に、自動車と接触(せっしょく)する事故が起きています。たまたまケガをせずに済んでいますが、大きな事故につながることも十分にあり得ます。事故では、被害者(ひがいしゃ)にも加害者(かがいしゃ)の立場にもなることがあります。生徒の皆さんだけが注意することではありませんが、登下校中の自転車の運転には、細心(さいしん)の注意をはらっていきましょう。