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平成18・19年度 
我が国の伝統文化を尊重する教育に関する実践モデル事業

地域の郷土芸能から学ぶ 〜お諏訪おどりをとおして〜
表現活動を通して,かかわり合う子どもの育成

−三重県四日市市立水沢小学校−

 本校は国立教育政策研究所の委託を受け,平成18・19年度の2年間にわたって「我が国の伝統文化を尊重する教育に関する実践」を行っている。平成19年11月6日には研究発表会を行った。


研究発表会案内(PDF:117KB) 平成19年11月6日終了

1.学校紹介  2.学校づくりビジョン  3.活動内容  4.平成19年度の授業実践

1. 学校紹介

 本校は四日市市の西部,鈴鹿山脈のふもとに位置し,お茶畑の広がるすばらしい自然環境の中にある。晴れた日には,伊勢湾を隔て知多半島まで見ることができる。

 全校児童は229人の小規模な小学校であるが,その歴史は古い。校区には,史跡・名所が多く,足見田神社に伝わる「お諏訪おどり」は四日市市の無形民俗文化財に指定されている。


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水沢小学校
2. 学校づくりビジョン (めざす子ども)
学校づくりビジョン
今年度の学校づくりビジョン)

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3. 活動内容

 本校は生活科・総合的な学習等を中心に,水沢の豊かな自然に触れ,温かい地域の人々との交流によりお諏訪おどりを体験することで主体的・実践的活動を行ってきた。自分たちの郷土を愛し,誇りがもてる豊かな心を持った子どもに育てていきたいと,教育課程の中に「お諏訪おどり」を教材として取り入れている。
 ねらいとして,以下の内容を設定した。

・ 地域に伝わるお諏訪おどりを体験学習する。
・ お諏訪おどりの歌詞にこめられた「水」に対する苦難の歴史を知り,先人の偉業を学ぶ。
・ お諏訪おどりを体験する中で子どもどうしのかかわりあいを深める。
・ お諏訪おどりの保存会の方々に協力してもらい,地域との交流を図る。
・ 自分たちの郷土を愛し,誇りに思う心を育てる。
運動会で行われたお諏訪おどり
(1) 音楽活動 

「お諏訪踊りの音楽を知ろう」 (6年生の実践)

 世界の音楽のうち,5音で構成される「日本の音楽」として,楽曲としてのお諏訪おどりの学習をした。歌の練習とともに,笛のメロディーをリコーダーで吹く練習を行った。


お諏訪踊りの音楽を知ろう
(2) 衣装の制作 (4・5年生の実践)

 図工の時間に,お諏訪おどりに使う「花笠」の紙でできている部分の制作に取り組んだ。装飾ひとつひとつが長い年月受け継がれてきた独自の手法で作られており,児童は悪戦苦闘しながらも工夫して仕上げていった。また,5年生の家庭科の時間には花笠に下げるあごひもを作成した。


衣装の制作
(3) 調べ学習

 「水沢を伝えよう」 〜テレビ会議を通した学びあい〜 (5年生の実践)

 本校と同じ四日市市内にある八郷西小学校と交流するにあたり,自分たちの生活する町について外部の人に紹介する視点で調べ,まとめ,テレビ会議を通じて発表を行った。その後,実際に来校した八郷西小学校の児童と遊んだり一緒に食事をしたりした。


テレビ会議の様子
「水沢歴史リサーチ」 (6年生の実践)

 水沢地区に存在する12ヶ所の史跡について,子どもたちが手分けして本や資料で調べた。さらに,地域のゲストティーチャーを招き,質問をしたり,一緒に現地調査をしたりした。また,そうして調べたことを下級生にポスターセッションの形式で発表を行った。

水沢歴史リサーチ発表会
(4) 「お諏訪おどり」発表

 平成18年度には,秋に行った水沢小フェスティバルで,4・5・6年生によって,保護者・地域の方々の前で披露した。
 この時の花笠は骨組みだけは地域の方に作ってもらい,あとは,職員と子どもたちで作り上げ,衣装や手甲なども,浴衣を使って手作りした。
 当日は「水まつり」で採譜した楽譜によって,歌・リコーダー・太鼓おどり,すべて子どもたちの手で行った。


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水沢小フェスティバルで行われたお諏訪おどり
4. 平成19年度の授業実践

 各学年の実践について紹介します。これらの実践については平成19年11月6日の発表会で公開いたしました。

むかしあそび 〜うたってあそぼう〜 (1年A・B組)

 1年生は歌に合わせた「むかしあそび」を調べたり,ゲストティーチャーを招いて教わったりしながら,みんなで楽しく遊ぶことや名人を目指して挑戦する活動を進めてきました。
 当日の前半は「とおりゃんせ」「はないちもんめ」をグループで活動し,後半は名人を目指して「ゴムとび」「お手玉」に挑戦しました。「むかしあそび」を通して,友だちと楽しく関わることやもっと上手になりたい,もっとやりたいという気持ちを育てることができました。

水沢の自然 〜おどってあそぼう〜(2年A組)

 班ごとに水沢の自然に関するテーマを決めて,言葉と体の動きによって表現する活動を進めてきました。
 当日は実際の水沢の写真を背景に,クラスの子に向けて発表したり,他の班のよい動きを真似したりして,楽しく演技しながら,水沢の自然の豊かさについて学ぶことができました。


水沢はかせ 〜すてきな水沢を伝えよう〜(3年A組)

 水沢の伝統的な祭りの音楽「道笛」にオリジナルの動きをつけて水沢のよいところを表現しようと頑張ってきた「おどりグループ」が,クラスや参観者に初めておどりを披露し,おどり方やおどりにこめた思いを伝える活動をメインに行いました。自分たちの創った踊りを伝え,広める活動をとおし,表現力や,自分たちの伝統的な文化を大切にする思いが深まればと思います。


水沢のまつり 〜音と動きで紹介しよう〜(3年B組)

  3年B組では,水沢のまつりについて調べ,それをもとに,まつりを紹介するコマーシャルを作りました。「もみじまつり」「花まつり」「牧場まつり」「水まつり」の4つのグループに分かれ,替え歌・踊り・ものまね・紙芝居などで,まつりの楽しさを伝えていました。
 当日は,中間発表会をしました。子どもたちは,やや緊張気味でしたが,一生懸命活動する姿が見られました。


水沢お諏訪おどり (4年A組)

 4年生は,水沢に伝わる「お諏訪おどり」を自分たちでやってみようと活動を進めてきました。「お諏訪おどり」の歌詞を考えていくうちに,水沢と水の歴史や辻久善の功績などが分かりました。
 当日は自分たちの手作り太鼓を使って「お諏訪おどり」のうたの部分の太鼓を完成させました。リーダーを中心にグループで協力して活動することができました。


発信!水沢の名所 〜テレビ会議の実践〜(5年A組)

 5年生は,1週間後自然教室に来る「八郷西小学校」の5年1組の子どもたちに,水沢の町を紹介しました。
 自分たちの撮ってきたデジカメ写真をもとに,画像を作成し,当日はテレビ会議をしました。国語の教材「工夫して発信しよう」で身につけた表現力をもとに,相手に伝わるようにと話し方を何度も練習し,当日は自信を持って発表できました。


日本の音楽を味わおう (6年A組)

 6年生は,地域の伝統芸能「お諏訪おどり」と「越天楽今様」の演奏を進めてきました。
 当日は,子どもたちが今月の歌「気球にのってどこまでも」の発声と「越天楽今様」の合唱奏を2つのグループに分かれて,意欲的且つ活発に練習する取り組みや,自分たちの頑張った成果を聴き合う活動ができました。


「お諏訪おどり」発表 (4.5.6年生)

 音楽や総合的な学習の時間にみんなで練習してきました。
 「水沢小のお諏訪おどりをつくろう」を目標に,当日は全員力をあわせて発表しました。

雅楽演奏・楽器紹介 (ゲストティーチャー)

 地元「伶人会」の7人の方々に演奏,そして楽器紹介をしていただきました。実際に楽器を演奏させてもらった子もいて,楽しいひとときでした。


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四日市市立水沢小学校
三重県四日市市水沢町2491番地
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