以前からお伝えしている通り、現在の学校は「主体的、対話的で深い学び」が行われています。
先生からの一方的な説明を一生懸命黙って聞き、家に帰って暗記する・・・ばかりではないのです。
例えば技術の時間では、習ったPCのスキルを使って
みんなで協働しながら、班ポスターを創っています。これは、「協生」する力ですね。
班ポスターを作るのが目的なんだけど・・・。
実は、みんなでアイデアを出し合って、より良い作品を創ろうとすることが、本当の目的。
これは、「創発」ですね。
例えば、家庭の時間では、消費活動について教科書から学ぶのではなく、
自分たちの消費行動を振り返りながら、消費に対する知識を身に付けていきます。
消費=モノ(物質)を購入すること・・・と思っていたけれど、
形にならないもの(体験とか、知識とか、癒しとか)にもお金を使っているなぁ、と気づいたり。
現代は、モノを買う=それを持っていることで、気持ちよくなる・・・これにお金を払っていることが多いのです。
自分の考えをみんなでシェアすることで、新しい学びを得る。これが大事。
その道具(ツール)は、デジタルでもアナログでも構わない。
要は、それぞれの課題に対して、「自分で考え、判断し、自分なりの答えを見つけているか。」
これは、「自律」ですね。
それぞれの教科の多様な学びの中で、力が付いているんですよ。