3年生は、リーダーとしての責任を果たしながらも、最後まで楽しむ気持ちを忘れずに、最高学年らしい堂々とした姿を見せてくれました。下級生もその背中を追い、全員が一体となって取り組む姿には、これまでの「体育祭物語」の積み重ねがしっかりと感じられました。生徒会種目でも、全校の掛け声と笑顔が広がり、学校全体が一つのチームになった瞬間でした。
また、Chuber(チューバー)の皆さんをはじめ、多くの保護者・地域の方々に支えていただきました。テント設営や運営補助、温かい応援の声――その一つひとつが生徒たちの大きな力となり、体育祭をより豊かな時間へと導いてくださいました。心より感謝申し上げます。
今年の体育祭は、勝ち負けを超え、「みんなでつくり上げた感動」があふれる一日となりました。最後の下校時、疲れた表情の中にも、やり切った充実感と誇らしい笑顔が見えたことが、何よりの証です。
これにて「体育祭物語」は最終章を迎えます。けれど、今日の経験は終わりではなく、これからの学校生活につながっていく新しい物語の始まりでもあります。全力で走り、支え合い、笑顔で締めくくったこの一日を、みんなの心の中にいつまでも残してほしいと思います。