本校では、「個を大切にすること」をテーマにした講演会を行いました。講師の先生は、弁護士として人権に関わる仕事をされるとともに、ストリートダンサーとしての一面もお持ちの方です。

講演では、「安心・自信・自由」という三つの言葉をもとに、人権の大切さについてお話しいただきました。人が安心して過ごせる環境があることで自分らしくいられるようになり、そのことが自信につながり、やがて自由に自分を表現できるようになるというお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
また、いじめの問題についても、当事者だけでなく周りにいる人の行動が大きな力を持つことや、「大丈夫?」という一言の声かけが人を支えることにつながるというメッセージが伝えられました。

さらに、ダンスの経験をもとに、「個性がぶつかり合うことで新しい価値が生まれる」というお話もありました。周りと同じであることを求めるのではなく、一人一人の違いを大切にしながら、みんなで一つの目標に向かうことの大切さを、具体的なエピソードを交えて分かりやすく伝えていただきました。

講演の中では、クラスを「おいしいカレー」に例え、「肉や野菜などさまざまな材料が合わさることでおいしいカレーになるように、違う個性が集まることでよいクラスができる」というお話もあり、生徒たちは深くうなずきながら聞いていました。

今回の講演を通して、生徒一人一人が自分らしさを大切にするとともに、周りの人の個性も尊重し合うことの大切さについて考える貴重な機会となりました。今後の学校生活の中で、お互いの違いを認め合いながら、安心して自分らしく過ごせる学校づくりにつなげていきたいと思います。