本日、3年生の理科の授業で「土の中の生物のはたらき&分解者の役割」について学習しました。教室での学びにとどまらず、実際に外に出て、土の中にどのような生物が暮らしているのかを調べる観察活動を行いました。

冬の寒い時期ではありましたが、土を掘ってみると、ミミズやダンゴムシ、トビムシ、ハサミムシ、ムカデの赤ちゃん、セミの幼虫など、さまざまな生物に出会うことができました。普段はなかなか目にすることのない場所に目を向けることで、「こんなところにも生き物がいるんだ」「冬でも活動しているんだ」といった多くの気づきが生まれ、どの子も夢中になって土の中の生物を探してくれました。

観察中は、見つけた生物について自然と対話が生まれ、「これは何を食べているのかな」「分解者の役割って大切だね」と、学びを深める姿が見られました。楽しそうに話し合いながら観察を進める様子からは、理科の学びを“自分ごと”として捉えていることが伝わってきました。

今回の学習を通して、生徒たちは生態系の中で分解者が果たす重要な役割を実感することができました。目に見えにくい世界に目を向けることで、新たな発見が生まれる…そんな理科の面白さを感じられる授業となりました。