四日市北警察署の生活安全課から男女2人の警察官に来校いただき、2時間目に1年生、3時間目に4年生を対象とした防犯教室を開催しました。
今日の防犯教室は「誘拐」「連れ去り」から自分を守る方法を学ぶことが目当てでした。両学年とも、ビデオを視聴したあと、代表の児童が前に出て、「たすけて!」と大声を出す練習や、連れ去られそうになったときの身の守り方を体験的に学習しました。
ありがたくない記録ですが、昨年度、この地区は県内でも「声かけ」事案がベスト5に入るほど頻発したそうです。特に月曜から金曜の平日の、朝8時前後と午後3時から5時の間に発生が集中しているというデータがあります(今年度は減少傾向だそうです)。重大な犯罪に発展しかねない「声かけ」に、子どもをはじめ、学校職員や保護者の皆さんも注意を向けなくてはいけません。
学習ビデオやお話では、こうした事案が発生しやすい場所は、だいたい決まっているそうで、共通点は人気のない、身の隠しやすい場所です。具体的には、駐車場、歩道橋・小道、公園のトイレ、塀のかげなどです。そして自分の身を守るには、次の5つが大切です。
1、知らない人についていかない。
2、しつこいときは「いや!」と断りその場を離れる。
3、大声で叫んで走って逃げる。
4、つかまれたら、思い切り暴れて抵抗して逃げる。
5、そしてなにより、1人で行動しない。
2時間の授業を終えたお二人からのメッセージは、
「自分の身を自分で守る方法を身につけて、事故なく楽しい毎日を過ごしてください(特に夏休み)。」
でした。大変お世話になりました。