2年生では、11月15日に人権講演会を行いました。(当日にも様子はお伝えしています)
講師としてヒューリアみえの松村元樹さんをお呼びして、
「差別をしない・支えない・なくす 努力を学ぶ」といったタイトルで講演をしていただきました。その中で、インターネット上にある差別的な情報についてや、自分が差別や特権について無自覚になっていないかなどをお話ししていただきました。
講演の中で、配られた紙をボール状に丸め、それを座った場所から動かずに前方のかごに向かって投げ入れる活動を行いました。当然、前方に座っていた生徒の紙がよく入っており、後方に座っていた生徒の紙はあまり入りませんでした。
このように、座っている場所が後方であるだけで不利になってしまう生徒がいるという状況を経験することで、性別や出身地など、自分にはどうにもならないような理由で差をつけられる理不尽さについて考えることができました。

また、講演会を受けて、SNS上で差別的な情報を目にした場合にどうするかを題材とした学習を行いました。
生徒たちは講演会や過去の学習内容を振り返りながら、「それは差別だからいけない」や「他の人が返信するまで待ってしまうかも」などというように、自分自身に関係する問題として差別について考えることができていました。
