12月中旬に行っていた3年生のグローバルシティズンシップ教育。今回は「バーンガ」というゲームを通して、少数派の気持ちを体感しました。最初はただのゲームだとつらさ楽しんでいた生徒たちですが、グループを変え、ゲームが進んでいくとどんどん表情が険しくなっていきます。どんなゲームか詳しく話すと、読者の方の経験の機会を奪ってしまうので控えますが、「言葉が通じないもどかしさ」「少数派になったときの辛さ」を感じることができるゲームです。興味のある人は、検索してみてくださいね。
《生徒の感想》
- 分かり合えたら楽しいはずのことでも、常識が違って、分かり合えていない状態のままだと、もやもやが残ってしまって、残念だなと思いました。分かり合うって大事だなって思いました。
- 今回のゲームを通した体験で、これが海外などの出張先などで、あまり顔見知りではない人たちに指摘されるとなると、これが恐怖に代わるのだなと思いました。前回は”幸せの個人の違い”について学びを深めましたが、今回は一風違い、”その個人の文化の違いを、違い同士で直面した時の対処”を学ぶ事が出来たと思いました。
- このゲームも人権学習の一環だから何か仕掛けがあるだろうと考えていたが、まさか班によってルールが違うとは思わなかった。それを知ってから自分の行動を振り返った時、自分の班での当たり前を周りに押し付けようとしていたんだなと思い、とても恥ずかしくなったし、申し訳ないと思った。これは周りの状況を知らなかったから起こったことだが、これからは広い視野を持ち、自分とは違う状況下にいる人がいるということをまずは理解することを大切にしたいと思う。
