3年生の割り算の授業を2回連続で参観しました。
たくさんある物を何人かに配る問題なのですが、前回と今回では微妙に状況が違います。
前回は「12個のおはじきを3人に分けると、ひとり分は何個になりますか」。
今回は少しひねりが加わって、「12個をひとり3個ずつ分けると、何人に分けられますか」。
子どもたちはいずれの問題にも、タブレットの画面上でおはじきを動かして、解決していきます。
しかし、前回はとにかく3つの容器に分配したらよかったのに、今回は・・いくつ容器が必要か、わかりません。余らないように分配していくしかないのです。ちょっとした違いですが、今回は「んっ」と手が止まる子がいました。「入れ物が余りそう」「足らないかも」。頭のつかいどころです。
指で画面をタッチしながら作業する子があれば、タッチペンを使って操作する子もいました。
ご家庭でもトランプなどを使って、問題を出すことができます。
「〇〇枚を〇枚ずつ配ると、何人に配れる?」。実際にやってみて、答えがぴったり合った時の快感もなかなかのものです。