1年1組と1年2組の教室の南側に小さな中庭があります。「水の広場」と呼んでいますが、今は池の水はなく、プランターなどを置いています。
ここには1年生の植えた朝顔や2年生の植えた野菜などが、所せましと並んでいて、朝、登校直後からたくさんの児童が水やりに訪れます。
「よかった。昨日忘れてたけど、枯れてなかった」「冷たっ、今日の水、冷たっ!」など口々につぶやきながら、自分の植えた苗や種に水を与えています。
決められた役割を果たすことは、社会生活の上でとても大切なこと。まして、自分のためでなく、他人のため、いや、植物のためを思って動くことの尊さが、体験を通して身についてきます。朝のささやかな活動ですが、心打たれる瞬間でもあります。