本日はくるべ古代歴史館のみなさんが出前講座を開いてくださいました。古来、魔よけとして、ヒスイなどの宝石を磨いて作られた「勾玉(まがたま)」を作ってみようというものです。実は、勾玉はくるべ遺跡では発見されておらず、羽津地区の神社で発掘されているとのこと。
今日はヒスイのような高価な宝石を使えませんので、蝋石(ろうせき・ろうのように半透明でやわらかい石。瀬戸内地方でよく取れます)を使って、勾玉を作ってみます。講師の先生が歌います。「世界にひ~とつだ~けのまがたまだ~から、一生懸命つくってみ~て~ね」。SMAPの歌を知らない児童もたくさんいました。
さあ、四角いろう石にりんかくを描いたら、ひたすら紙やすりでこすります。
6年1組を覗くと、ただひたすらこすっています。
2組でもこする、こする。
勾玉らしき形が見えてきました。
水で磨くと、半透明の白い曲面が現れます。
よく見ると、ひとつひとつ、マーブル模様が異なっています。
できばえに満足。早くもネックレスにしている子もいました。
「単純な形だけど、意外にきれい」という感想も聞かれました。夏休みも校区の歴史館に寄って、いろいろな発見をしてみるといいですね。