写真は5年生の教室です。授業の予定内容が少し早く終わった数分間、取り組み始めたのがローマ字入力の練習です。
今さら「ローマ字入力」と思われる方もあるでしょうが、実は四日市市で使っているタブレットPCには「スカイメニュー」というソフトが入っていまして、これを授業中に使うと、次の写真のように画面の下の方に専用ペンで字を書くと、それを認識して文字にしてくれるのです。
写真では2年生が「耳」と書いているところですが、速い子になると低学年でも手書きとおなじくらいのスピードで入力できます。
しかし、スカイメニューが使えるのは四日市市立の学校に通っている間だけ。ゆくゆくはローマ字入力が必要になるため、本校高学年の新たな目標は「ローマ字で速く打てるようにしよう」です。今のタイピング練習ソフトは楽しくできており、回転寿司のお皿にのって入力の課題が提示されたりします。
仕上げは国語教科書の本文を、一文字たりとも間違えずに入力してみる練習でした。タイトルは『大造じいさんとがん』。「残雪は、がんの群れを率いて、ぬま地にやってきました。・・以下続く」と1分間でどれだけ打てるかを試して、この時間は終了しました。
ローマ字入力をマスターしておくと、英文を入力する時にも役立ちます。世界を相手にコンピュータを使っていくであろう子どもたちのツールになると考えています。