今日は新採用教員の小川先生と5年1組の算数の授業を見にいきました。
課題は、いろんな文章題や数直線を見て、これは掛け算か割り算かを判断していくというものでした。
ところが、やがて授業者の山本先生から出されたミッションは「23人 VS 小川先生」。つまり小川先生に負けないように何算か考えようということです。少人数の算数の時間なので、23人。他教科の授業より人数が少なくなっています。
子どもたちは負けじと考えます。手もたくさんあがりました。
当てられた児童は黒板の前で解説します。「この問題は矢印がこちらむきになるから・・」
集中力が途切れそうな後半になってくると、山本先生から新たなミッションが出されます。「次の問題は、10秒間しか見せないからね。ノートにすばやく写して!」
「写せたかな。はい十秒。プロジェクターにふたをします」
あせってノートに問題を再現する子どもたち。
あっという間に残り10分になりました。
「じゃあ、授業の最後に復習しよう。いくつか問題を解いて、何に気づいたか説明できる?」
最後まで集中力を切らさずに、小川先生と競うことができました。