午前中3限の日課も最終日です。今日も生徒たちは、「なぜだろう?」「なるほどな!」という表情を交互に浮かべ、生き生きと学ぶ姿を見せてくれました。
年間1,000時間を超える授業で学習する膨大な知識は、生涯の基盤になるものです。 しかし、そのうち一生記憶に残る授業は、ほんのわずかのようです。自分自身、中学校3年間の授業の中で、
断片的な記憶がおぼろげながら残る授業はいくつかはあるものの、そのほかはきれいさっぱり記憶の中から消え失せてしまっています。
数少ない中で特に印象に残っているのは、体育の水泳でバタ足が基本に忠実であるとほめられたこと、社会の時間に直近に発生した集中豪雨の地域を誰も答えられず怒られたことです。前者は運動に苦手意識があった自分のことを見ていてもらえた嬉しさ、後者は、学ぶことの本当の意味を教えていただいたからだと感じています。
3年生理科 太陽の動きの学習では電卓と速さを競って日の出時刻を計算

2年生数学 平行四辺形の図から得た情報を言葉に変換して論理的に証明

1年生音楽 校歌の歌唱力はもうすでに新入生に範を垂れるレベルに到達
