
“ かたつむり そろそろのぼれ 富士の山 ” 小林一茶
雨に洗われた色鮮やかな紫陽花の花に一匹の蝸牛。蝸牛は、カメと並んで「歩みの遅い」代表的な存在です。作者はその蝸牛に対して、高くそびえる富士の山を目指して登るのだと声をかけるのです。気の遠くなりそうな話ですね。ですが、あながち現実離れした話でもないかもしれません。もし彼があきらめず、頂上めざして「そろそろ」登っていったならば、富士頂上に誇らしげに立つ蝸牛がみられるのではないでしょうか。そんな気がしますね。 5月、各学年大きな行事を乗り越えてきました。1年生は自然教室、公害学習、交通安全教室、防災教室など盛りだくさんでした。そして2年生は3日間の職場体験、3年生は広島・大阪方面への修学旅行でしたね。すべての学年に共通していることは、「多くの人との出会い」です。様々な活動の中で、多くの人が塩中生にかかわり、ご指導くださり、寄り添い、そして共に学びの場を過ごし、塩中生の成長を見守っていただきました。出会いには必ず愛が育まれ、人を成長させる力があります。これこそ「出愛」なのですね。これからも大切にしていきたいものですね。
さあ6月です。ここからは学んだことを生かし、目標に向かって自分の力で成長していく月です。来週は、期末テストもあります。殻に閉じこもっていても何も始まりません。時間の使い方が鍵になるということも、これまでの行事で学んできたはずです。そうと分かっているのに、やっぱりできなかった。となるのは目に見えています。だからこそ今のうちに計画を立てて、無駄な時間を過ごさないように心がけましょう。こつこつ進めていけば、いつか必ず自分の目指す頂上にたどり着くのです。そのために自分の気持ちをふるい立たせ、最後の追い込みに一歩を踏み出しましょう。
毎日があっという間に過ぎていきます。6月は1秒1秒が無駄にはできない状況のはずなのです。来週からはさらに暑くなる予想です。大変な時ですが、何とか乗り越えてほしいです。
