5年生で道徳の授業が行われていました。
先日5年生は、自然教室において自然の大切さについて学びました。その上で今日は、近くにスーパーも病院もない村が山を切り開いて道路を作るかどうかの映像を見ました。映像では、子どもが熱を出してもすぐに病院に行けない(だから山を切り開いてでも道路を作る)、一方村の特産であるキノコの収穫ができなくなる(だから山を切り開きたくない)の議論で白熱し、住民の間でも意見がわかれます。さて、子どもたちはどう考えるのでしょうか。 子どもたちも悩みます。最初は山を切り開くことに賛成だった子も反対になったり、どちらにも結論が出せなかったりしました。
自分自身の生活を犠牲にしてまで自然を守ることが正しいのか、自分自身の豊かさのためなら自然を犠牲にしてもいいのか、安易に結論を出さずに、共存することの意味をしっかりと考えて自分なりの結論を出してほしいと思います。
