富田中学校は、今年度、四日市市から指定を受けて「読書活動推進校」としての取り組みを進めています。富田中学校は本が大好き、読書が大好きな子どもたちがいっぱいいます。毎日昼休みの図書室のは、本の大好きな子どもたちでいっぱいです。そして図書支援員の澤田浩一さん、リブネットの司書でお世話になっている舘たまきさんにも支えられて充実した図書室利用が続いています。
そこで、その良さをさらに高め、持続していくためにも「読書活動推進校」として指定を受けました。その取り組みの一つが、本日の講演会です。
本日の講演会のねらいとしては2つです。
①「読書活動推進校」として講演をきっかけに日常的に読書に親しむ意識を高める。
②講演者との出会い・素敵な本との出会いを大切にする「出会い学習」とする。
子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主の増田喜昭さんの言葉から。
「物語というのはいつも受け身ではなく、作者といっしょに物語をいっしょにつくること」それは、「人は物語を生きる。人は物語を創るんです」。
子どもたちは、時間とともにどんどん増田さんのお話の世界に入っていきます。
増田さんは、学年ごとにおすすめしたい本、紹介したい本を内容の一部とともにお話をしてくれました。
2年生に紹介してくれた本です。
『白鯨:作者 夢枕獏』・『王の祭り:作者 小川英子』『そしてぼくは旅に出た』など
1年生に紹介してくれた本です。
『おじいちゃんの口笛:作者 ウルフ・スタルク』・『おじいちゃんとの最後の旅:作者 ウルフ・スタルク』・『モモ:作者 ミヒャエル・エンデ』など
そして、1年生のみなさんがからだを前に乗り出すように聴いていた本・・・
『はてしない物語 作者 ミヒャエル・エンデ』
冨田中学校には1冊しかない本です。早速、昼休みの図書室利用時には予約していく生徒がいっぱい。
講演会を受けての昼休み。3年生が修学旅行で不在の中でも1・2年生で図書室はいっぱいです。
富田中学校では、今日、増田さんから紹介をしていただいた本を購入します。
みなさんが今日出会った素敵な本を、みんなに出会ってほしいので。
多くの子どもたちからは、今度メリーゴーランドに行ってみたい、先生、学校に今日の本を置いてほしいなど・・・いっぱいの声が聞こえてきました。
増田喜昭さん、今日は素敵な時間をありがとうございました。生徒も、教職員にとって、素敵な出会いができました。
充実した『出会い学習』となりました。大変お忙しい中、ありがとうございました。