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2023/03/03

【5年】地域の方から学ぶ

| by 学校長
 5年生は社会科の学習で公害の勉強をしてきました。子どもたちが学習を進める中で、「富洲原地区にも公害って影響があったのかなあ…」という疑問があがり、学習を深めることにしました。
 今日は、富田一色で50年以上、漁業に携わってみえる渡辺さんのご家族に来ていただき、話をしていただきました。「一色には昔は魚屋さんも多くあったよ。」「漁にでる人もたくさんいたのよ。」「とてもきれな海でみんな海水浴をしていたよ。」などの話をわかりやすく聞かせてもらいました。いまでもヒラメ、シラス、ワタリガニ、コチ、クロダイなどが獲れることもあるそうです。しかし、以前と比べると獲れる量は減っているそうです。たくさんいた漁師さんたちも、現在は3名となっているとのお話でした。魚を獲る場所が減ってしまったり、潮の流れが変わったりして、漁獲量が減っているところもあるそうです。
 最後に、この「変化」を変えるために、自分にできることを考えてほしい…と伝えていただきました。ペットボトルの容器、弁当のごみ、ビニール袋など、たくさんのものが海に流れています。それらが、環境を壊してしまっているところもあります。子どもたち、しっかりと考えていました。
 渡辺さん、樋口さん、お世話になりました。ありがとうございました。



★しっかりと話を聞き、自分の意見を発表している5年生の姿がありました。

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