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2018/11/27

理科のゲストティーチャー

| by 学校長
 11月27日(火)の5・6限目、理科のゲストティーチャーとして、伊藤敏彦先生に来ていただきました。富洲原地区在住で、元愛知県の中学校校長、現在大学の非常勤講師をされており、理科教育のスペシャリストです。これまでにも、5年生が「メダカ」の学習、4年生が「夏の星座」の学習でお世話になっています。また先日は、市民センターで星空観察会も催されました。今回は、6年生「地層」の学習で、理科専科教員とも連携しながら授業をしていただきました。
 今回、地層・火山・地震に関する説明の中で、3つの実験をしていただきました。①地層が盛り上がる実験②火山の溶岩の流れ方の違いの実験③地震による液状化の実験です。①は、小麦粉とココアパウダーを交互に積み重ねて地層を作り、横から押してみると、真ん中が盛り上がってくるという実験。②は、水の量を変えて練った小麦粉を、火山に見立てた粘土の山の噴火口から流してみる実験。③は、容器に砂と水を入れ、揺らしてみると、重い物は沈み、軽い物は中から浮き出してくるという実験です。
 どれも、この授業のために試行錯誤しながら、材料をそろえたり、手作りしたりして用意していただいたものです。理科は、やはり実験・観察が命です。教科書で結果だけ覚えても、科学する心、好奇心、追究心にはつながっていきません。実際に体験したことは忘れませんし、時と場を変えてまた生きてくるものだと思います。伊藤先生には、様々な学年で、本校の理科教育の推進のためご支援をいいただき、ありがとうございます。

「地層」と聞いて思い浮かぶのは?


こうやって重ねていくと地層のように・・・


横から押すと、真ん中が盛り上がってくる


やわらかい溶岩と、硬い溶岩ではこんなな違います


砂と水が入った容器をゆすってみてください

重いものは沈み、軽いものは浮き上がってきます。

16:34