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ピアジェが新たなコレクション、シックスティを発表

1969年の精神を宿した、ヴィンテージ着想のトラペーズ型トリビュート。

現代の市場はラウンド型(それとオクタゴン型)ケースで飽和状態にあるが、ピアジェの新作シックスティは大胆なデザインの復活に説得力を持たせている。台形のケースを採用したこのモデルは、メゾンが最も実験的だった1960年代後半をほうふつとさせる。当時のピアジェは、ウォッチメイキングとファッションの境界を曖昧にしていた時代であり、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のようなカルチャーアイコンの注目を集めた時期でもあった。ウォーホルが愛用していたのは、ゴドロン装飾と独創的なシルエットを持つピアジェウォッチであり、オメガ スーパーコピー今回の新作はまさにそのモデルに着想を得ている。

Piaget Sixtie watch
 シックスティのケースサイズは29mm×25.3mm、厚さはわずか6.5mmだ。このプロポーションは、内部に搭載されたスリムなクォーツムーブメントと、ウルトラスリムウォッチ製造におけるピアジェの長年の技術力によって実現されたものである。サイズ感とスタイリングの両面から見ても明らかにレディスウォッチではあるが、そのケースシェイプはコレクター心をくすぐる魅力に満ちている。柔らかく丸みを帯びたコーナー、繊細なアシンメトリー、そしてヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げの織り成す奥行きあるコントラストがその特徴だ。ケース素材はステンレススティールと18K4Nピンクゴールドの2種類でラインナップ。単一素材のモデルに加え、ツートン仕様も用意されている。2モデルには51個(計0.52ct)のブリリアントカットダイヤモンドをセッティングしたベゼルが採用されており、ケースとダイヤルの建築的なコントラストをさらに際立たせている。

 4つのリファレンスすべてに共通するのは、光を放つホワイトサテン仕上げダイヤルである。縦方向に施されたヘアラインが光をとらえ、ベゼルに刻まれたゴドロンのようにそれを巧みに反射・拡散させる。この意匠は、アンディ・ウォーホルが愛用していた1970年代のピアジェモデルへの静かなオマージュとなっている。バトン型の針とアプライドのゴールドインデックスに、ローマ数字をアクセントとして配したダイヤルは、個性的なケースシェイプに反して、驚くほどクリーンなレイアウトに仕上がっている。シックスティのブレスレットはSS、ゴールド、またはツートンのいずれかで構成されるトラペーズ型リンクを編み込むように配したデザインが特徴的で、その一体感ある造形が際立っている。アンラウンドケースにもかかわらず、装着感は実にシームレスだ。加えて隠しプッシュボタン式のフォールディングクラスプにより、セキュリティと視覚的な一体感が両立されている。

Piaget Sixtie
我々の考え
1969年、ピアジェはジャン=クロード・ギュエ(Jean-Claude Gueit)がデザインディレクションを手がけた“21世紀コレクション”を発表した。彼は、時計をジュエリーオブジェとして再定義する上で重要な役割を果たしたビジョナリーである。このコレクションではカフやソトワール、そしてもちろんトラペーズといった、従来の枠にとらわれないシルエットが登場し、ウォッチメイキングとハイファッションの境界線が曖昧になった。新作シックスティは、この台形美学を現代に蘇らせたものであり、ピアジェのアーカイブにとどまらず、その時代全体のデザイン的影響をも反映している。たとえばYSLのトラペーズドレス、ミッドセンチュリーモダンの建築的ダイナミズムを思い浮かべる。

 55年の時を経て、ピアジェは自らの黄金時代に敬意を表している。まるでミニ・アンディ・ウォーホル・ウォッチのようなこれらの新作は、1970年代の大胆なクリエイションに対するアシンメトリックなオマージュであり、そのスケールはやや控えめに再解釈されているとはいえ、その精神は確かに息づいている。このトラペーズ型のフォルムは、あえてニッチであることを貫く姿勢が印象的で、メゾンの中核コレクションとしては大胆な選択だ。ラウンドケースの復刻モデルであふれる市場において、シックスティはまさにデザインにおける勇気を思い出させてくれる鮮烈で爽快な一撃である。

基本情報
ブランド: ピアジェ(Piaget)
モデル名: シックスティ(Sixtie)
型番: G0A50300(SS)/G0A50301(SS×PG)/G0A50302(PG)/G0A50304(PG、ダイヤモンドベゼル)

直径: 29mm×25.3mm
厚さ: 6.5mm
ケース素材: ステンレススティール/ステンレススティール×18K 4Nピンクゴールド/18K 4Nピンクゴールド/18K 4Nピンクゴールド(ダイヤモンド付き)
文字盤: ホワイトサテン仕上げ
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SSまたはPGまたはツートンのブレスレット、プッシュボタン付きフォールディングクラスプ

ノモス グラスヒュッテが8色展開!

昨年のような31色展開とはいかないものの、初めてワールドタイムを搭載したクラブ・スポーツは、誰もがお気に入りのダイヤルを見つけられるラインナップとなっている。

これだけ印象的なリリースのあと、次にどうするか難しいと思うのだが、今年のノモスはコレクターに向けて新たな一手を打ってきた。ブランド初となるワールドタイム機構を搭載したクラブスポーツモデルを発表し、さらにいくつかの限定カラーを用意したのだ。クラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマーは、シルバーダイヤルとダークブルーダイヤルの2モデルでレギュラーコレクションに加わる。いずれも赤と青のアクセントが随所に施されており、とくに12時位置のアウタートラックにある赤いラインは、現地時間を示す都市を際立たせる役割を果たしている。ダイヤルにプリントされたミニッツトラックにはタイムゾーンの差が示されており、ブルガリ スーパーコピーほかの都市の時刻を素早く計算することができる。

Nomos Club Sport Worldtime Silver and Blue
シルバーとブルーのレギュラーモデル。

Silver Dial Macro
Lume Shot
 スモールセコンドに加え、3時位置には24時間表示のインダイヤルが配され、ローカルタイムを24時間制で示す。ダイヤルカラーに応じて、異なる色でデイナイト表示がなされる仕様だ。シルバーとブルーの両モデルともガルバニック加工にサンレイ仕上げを施しているが、ブルーダイヤルはダイヤルカラーと仕上げがそのまま都市リングにも引き継がれている。一方でシルバーダイヤルは、コントラストを効かせたマット仕上げのブルーの都市リングを備えている。

 2時位置のプッシャーを操作することで、都市リングを回転させつつ時針を1時間単位で前進させることができ、旅先でも素早く現地時間に調整することが可能だ。さらに、8時位置に配された窪みのあるプッシャーで24時間インダイヤルのローカルタイムをリセットできる。これらの機能は、すべて自社製Cal.DUW 3202と連動している。自動巻きでパワーリザーブは約42時間、グラスヒュッテストライプ、ブルースティールネジ、小さな地球がエングレービングされたローターによって美しく仕上げられた厚さ4.8mmというこの極薄キャリバーは、40mm径のステンレススティール製ケースを、厚さ9.9mmというクラブ・スポーツらしい薄型プロポーションにまとめている。このプッシャーを備えながらも、100m防水というクラブ・スポーツラインに共通する防水性能を維持している点も特筆すべきだ。なおツイントリガー式のデプロワイヤントクラスプを備えた、クラブ・スポーツブレスレットがセットされている。

Canyon Closeup
Glacier Closeup
All six limited edition club sport worldtimers
 これらふたつのモデルに加え、ブランドは昨年のダイヤル祭りへのオマージュとして、6種類の限定カラーバリエーションを追加した。キャニオン、デューン、グレイシャー、ジャングル、マグマ、ボルケーノの6色である。ノモスのほかのカラーパレット同様、これらのダイヤルも非常に個性的であり、単調になりがちなデザインにアクセントを加えている。そのためすべての人に受け入れられる色合いとは言い難いが、私のように、ノモスが少しだけ変なことをやってくれるのが好きな人にとってはこれ以上ない魅力的な仕上がりである。

 ノモス クラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマーは、今月発売スタート。限定カラーバリエーションはそれぞれ175本限定で製作され、価格はレギュラーモデルと同じく77万2200円(税込)に設定されている。

我々の考え
ノモスがワールドタイマーを発表するのはこれが初めてではない。実際、チューリッヒ ワールドタイマーは長年にわたってブランドのコレクションに定着しており、ノモスのなかでもよりハイエンドな位置付けとして親しまれてきた。今回のクラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマーは、チューリッヒに搭載されているDUW 5201と同等の機能を維持しながらも新キャリバーによってより薄型化を実現。さらにデザインはフォーマルさを抑え、カジュアルな旅人にも最適な1本となっている。さらに注目すべきは、メタルブレスレット仕様でありながら、チューリッヒよりも大幅に価格が抑えられている点である。そのためこのクラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマーは、5000ドル(日本円で約75万円)以下という価格帯において、非常に魅力的な選択肢となっている。同価格帯の他のモデルでは、これほどあらゆるシーンに対応できる堅牢な構造や、これほどていねいに仕上げられたキャリバーを備えた時計はまず見当たらない。唯一、チューリッヒにあってクラブ・スポーツには欠けているのは、あのチャーミングなエレガンスさかもしれない。特に24時間インダイヤルが、文字盤上でやや大きく存在感を放っている点がそうだ。ただ機能性を考えれば、インジケーターを過度に小さくしなかった判断は理にかなっている。

Wristshot of silver worldtimer
Black Dial Worldtime
Magma Dial
 ひとつだけ小さな願いがあるとすれば、レギュラーモデルの2本のうち、どちらかがもう少しブルーを控えめにしてくれたらよかったということ。ブルーダイヤルがしっかりと青を主張しているだけに、シルバーダイヤルはむしろ徹底的にモノクロームに振って、まったく異なる雰囲気を持たせてもおもしろかったと思う。ただクラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマーは今年がデビューイヤーに過ぎず、ノモスが最も得意とするのは、今後のバリエーション展開である。だからこそ、今は期待を込めて待ちたい。まあ今は何よりも、これら6本の限定カラーを実際に手に取って、その仕上がりをじっくり確かめてみたい気持ちでいっぱいだ。ほかのクラブシリーズ同様、スペック面だけでも十分に魅力的な時計であり、実物を目にするのが今から楽しみである。続報をお楽しみに!

 今後数日にわたってお届けするWatches & Wondersの最新情報にもぜひご注目いただきたい。ショーで発表されるすべての新作は、引き続きこちらでチェックできる。