本日11月10日(月)から大池中学校3年生では、家庭科の授業の一環として『保育体験学習』を「あがた保育園」の園長先生はじめ先生方のご厚意により、5クラス分5日間の日程で実施させていただきます。




家庭科授業の保育分野『家族と家庭生活』という単元の中で、以下の6つの項目を履修します。
①自分の成長と家族や家庭生活
②幼児の発達と家族
③家庭と家族関係
④幼児の生活と幼児との触れ合い
⑤家庭生活と地域のかかわり
中学校では、技術・家庭(家庭分野)の保育学習の一環として、中学生が乳幼児と直接かかわる体験型の学習「ふれ合い体験(ふれ合い体験学習)」が行う学校が増えています。
保育体験学習を進めるのは、中学生が幼児とふれあう体験から多くのことを学べる学習であること。知識や技能だけでなく、感受性や応答性も育みます。また、中学生にとって、幼児は、言語のコミュニケーションだけではなく、触れ合い活動を通じたコミュニケーションも大切になってきます。幼児と触れ合うことは過去の自分を見直す存在でもあるのです。将来的な意味では、幼児に働きかけることを通じて、育て・育てられることを学ぶ体験でもあります。 大池中学校3年生の子どもたちがどのように幼児と出会い、何に困っているか、何に驚いているか、何を求めているのかなどを知ること。保育ふれあい体験学習は、中学生に主体的・協動的に学ぶ授業になる貴重な学びの場です。。
ちょっと肌寒い雲の天気の中でも、笑顔いっぱいの大池中学校の子どもたちの姿がいっぱい。緊張の中にも、あがた保育園の先生方のわかりやすく、丁寧なアドバイスや指導を受けながら、3年生の子どもたちはすぐに幼児の中に入っていきます。幼児とできる限り近い目線を意識して自分からかかわりを求めに行きます。そんな3年生の子どもたちの姿から、幼児たちも笑顔いっぱいに嬉しそうに中学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんに甘えてきます。
このような姿からも、大池中学校3年生の子どもたちの優しさや、素直さが表れているように思います。家庭科の事前学習でも学んできたことを活かしながら、優しい声掛けをしながら、あたたかい関わりで幼児の中に入っていくその様子は写真でもよくわかると思います。その姿は、幼児を楽しませようという気持ちだけではなく、自分たちも一緒になって楽しむこと、一緒になって遊ぶこと、一緒の目線で考えることができているように思いました。
コロナ禍明けから初めての大池中学校3年生「保育体験」。それを快く引くけていただくとともに、丁寧なご指導と声がけをしていただき、中学生の子どもたちの様子を見守っていただきました園長先生、主任先生はじめ先生方には本当に感謝しかありません。皆さまのおかげで、子どもたちは学校での学び以上の貴重な経験と体験と学び、そして大切な楽しい思い出ができました。将来のキャリア形成にもつながる時間となりました。ありがとうございました!