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2025/09/30

体育祭前でも授業はバッチリ!(1年3組)数学授業

| by 大池中HP管理者
体育祭前でも授業はバッチリ!1年生3組では今日9月30日(火)の1限目の数学授業に取り組んでいました。体育祭まで「あと3日」。いよいよ1年生のみなさんにとっての初めての体育祭が近づいてきました。また、朝学活では「体育祭生徒会種目及び生徒会セレモニーの最終での確認(新たに競技種目となった目的やねらいを再度確認し、取り組みの意識を高めるため)」を行いました。そんな中でも、日常の時間割通りの教科授業を進めています。子どもたちも1限目から、あたたかい雰囲気の中でも集中して、仲間と学び合いながら授業に取り組んでいます。



1年3組では、本日から新たな単元に入りました。単元名は「『方程式』1次方程式の利用」です。単元を貫く問いは『日常の中にある未知数の値を効率的に求めるにはどうすればよいだろう?』です。さらに具体的に単元の最後には、「方程式の良さ」を活用して、次のようなプリント教材を使って考えてほしい内容を記しました。

単元の学びの中で「方程式の良さを活用する」ことを前提に、1年3組の授業担当の先生からは、一番初めに古代アレクサンドリアの数学者である「ディオファントス」の言葉を紹介しました。

授業担当者からは、『ディオファントスのお墓に刻まれた、数学者の謎』という怪しげな見出しから方程式の授業が始まりました。古代数学者のディオフォントスが自分のお墓にこの方程式に係る謎の言葉を刻んだ。その意味を、大池中学校の1年生の数学ではなぞ解きをしていきます。

そこには、授業担当者の思いが込められています。数学が得意な子どもたちも、数学にやや苦手意識のある子どもたちも、みんなが単元の始まりの初日から、『わからない』『できない』ではなく、『うん、ちょっとおもしろそうだな』とか、『ディオファントスのお墓に刻まれた謎って何だ?』など、少しでも興味や関心を持ってもらいたいという思いがそこには込められています。


数学授業では、子どもたちにつけさせたいチカラは、単に計算ができた・難しかっただけではなく、日々私たちが暮らす日常に目を向けながら、今回の「方程式」であれば、日常の中にある「未知数の値」に目を向けさせ、その未知数の値を効率的に求めるにはどうしたらよいのか。そして方程式の良さって何だろう?!という気づきに至ってほしいという願いもあります。

1学期に学んできた「正の数・負の数」や「文字を使った式」で学んだことを活かして方程式を効率的に解く方法を、仲間とともに学び合いながら問題解決に向かって粘り強く取り組むチカラを求めていきます。

頑張れ1年生!みんなで数学を頑張ろう!やや苦手意識がある人も、考え方を少し変えるだけで、数学的な楽しさが身についていくと思いますよ。まずは、一生懸命に取り組むこと。そして、授業で学んだことを『家庭学習につなげること!』を大切にしていきましょう!

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