先週の１年生の授業の様子から。明日から大池中学校では第１学期の期末テストがはじまります。大池中学校の子どもたちは、期末テストに向けてどの学年もクラスみんなでテストに向けて頑張ろうという姿勢が伝わってくる授業への取り組みが続いています。

先週金曜日のホームページでも紹介したように、２回にわたる放課後の学年ごとの「質問日」にも１年生を中心に一人一人が課題を持って、多くの子どもたちが積極的に質問日に参加し、仲間とともにテストに向けてみんなで頑張る雰囲気を創り上げてくれている姿をいっぱい見させてもらいました！

期末テストを直前にした、１年生の国語授業の様子を（先週等の様子から）紹介します。授業内容（単元名）は『情報を整理して説明文を書こう！お題は「お気に入りの文房具」』です。

単元の目標は次にようになっています。
■【知識及び技能】
比較や分類、関係付けなどの情報の整理の仕方について理解を深め、それらを使うことができる。
■【思考力、判断力、表現力等】
目的や意図に応じて、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にすることができる。
■【学びに向かう力、人間性等】
言葉がもつ価値に気づくとともに、積極的に集めた材料を整理し、学習課題『情報を整理して説明文を書こう！』に沿って自分の考えを書くことができる。また、班の仲間とともに学び合いながら学習をすすめることができる。

このように、単元の持つ目標を子どもたちに明確にし、可視化された内容だからこそ、子どもたちも「見通し」を持って取り組みやすいものとなっています。

また、説明文の題材（お題）が『お気に入りの文房具』。中学校１年生の子どもたちは、中学校に入学してから新しい文房具を思い思いの筆箱に入れ、大切に毎日の授業で活用しています。だからこそ、『お気に入りの文房具』というお題は、子どもたちが伝えたいことを興味を持って、自分らしく、わかりやすく一生懸命に伝えたいという思いを大切にしながら取り組んでいました。

『情報を書き出す』➡『情報を集める』➡『情報を整理する』➡『情報を選び取る』
このようなシンキングツールを活用して、説明文を書き出す文書の構成に活かすことができています。

１年生の国語授業においては、ほぼ毎時間の授業内で、班活動を取り入れています。目的を持った「学び合い」ができる学習環境を意図的に授業者がつくって、子どもたちの主体的で対話的な学びを引き出してい行きます。写真で見てもわかるように、誰一人授業から取り残されている人はいません。みんなが国語授業に一生懸命に取り組んでいます。このような学び合いを大池中学校では大切にしていきたいと思います。