今日は朝チャレ週間２日目です。
すぐには解けないジャンプの問題をペアやグループの友だちと相談しながら考えます。
ときには，みんなで聴き合う時間も取っている学級もあります。
例えば２年生では，「花を９本ずつたばにして６たばつくりました。まだ３たばと４本のこっています。はじめに花は何本ありましたか。」という問題です。後半の「まだ３たば分と４本残っている」というところが困っているようだったので，そこをどう考えるか説明し合っていました。
６年生では，「Aさんが家の近くのケーキ屋さんにドーナツを買いに行きました。そのお店では３種類の割引券を配っています。どの割引券を使うと得か考えましょう。ただし１回の買い物では，１枚の割引券しか使えません。
①全品２０％引き　②全品３０円引き　③合計２００円以上買うと，合計金額から５０円引き
　お店には１００円，１５０円，２００円のドーナツが売られています。これらのうち，１００円と１５０円のドーナツを買うとき，①～③のどの割引券を使ったときが一番安くなりますか。その理由も書きましょう。」という問題です。
６年生の子たちにとっても，問題の中に条件が増えるほど，問題の意味が捉えにくくなるようです。
順序立てて考える必要が出てきます。子どもたちは，「まず，こうやって次にこうやって，つぎ～は」というように，場合わけなどをしながら取り組んでいきました。
このようなジャンプの問題が出てくると多くの子どもたちは，前のめりになって問題に取りかかります。これは，これまでの取組の成果が子どもの姿となって表れてきているところです。
１人では解けない問題をみんなで考え合うということです。
この経験を積み重ねていくことで，論理的思考力，問題に対する粘り強さ，学習に向かう意欲などが向上してきています。