
今日は,5年2組に,県内外から先生方が,授業を観にいらっしゃいました。
今日は,水産業の学習の始まりとなる授業でした。
授業では,回転ずしチェーン店のねたの入荷元,給食で扱う水産物の産地,近くのスーパの鮮魚コーナーに並んでいる商品のラベル,世界の海流の図,魚を獲っている様子,さばいている様子,せりの様子など,担任が様々なところに出向いて集めてきた,たくさんの資料を配付していました。子どもたちは,自らの問いをプリントにまとめていました。
今日の初めの方の様子として,これまで農業で学習した視点を生かしながら,例えば,産地,獲れた量などには,多くの子どもたちが目を向けていました。子どもたちは,目にする資料の内容は違うものの,学んだ経験として,見方や視点などを生かして資料を見ます。また別の時間には,新たな見方,視点に気づけば,子どもたちは,様々な見方考え方が変わっていくのだと思っています。
社会科は,暗記の科目ではなく,資料とも対話しながら,社会事象の特色や意味を考えたり,かかわり方を選択・判断したりできる子どもにしたいと思っています。まさに生きる力をつける教科だと思っています。