
昨日,体育の時間が終わって,どうするれば速く走れるか聞いてきた子がいました。
ペースをつかむために,ストップウォッチを見て,周回ごとの時間を見る,足の動きに応じたリズミカルな呼吸などについて伝えました。
今日は,昨日に続いての体育の授業です。
走り終わった後,私のところに来て,「タイムが速くなりました。」と喜んで走ってきました。よく聞いてみると,家に帰ってからも,自分で調べたそうです。それで,「背筋を伸ばす」ということも見つけたようです。それらを実践してみたら,タイムも速くなったようです。カードにも試したことが書いてありました。
わたしは,この子が速く走りたいという願いを持って,自らこのような行動ができる,まさに主体的に取り組んだことに感動するとともに,とてもうれしく思いました。
この子の喜びを心の底から共感することができました。
さらに,この学級では,全員が走り終えた後,まだ時間が残っていたので,もう少し走りたいと言い,多くの子が走り出していました。先生の働きかけもすてきでした。
様々な場面でこのようなすてきな子どもの姿が見られ,今後への力をもらいました。