
今日は,教科書には載っているのではない投げ入れ教材として,「わたしはひろがる」という題の詩の学習をしていました。
大まかなあらすじは,主人公であるわたしが,小さい時には弟とおやつのことでけんかとしていたが,受け入れられるようになり,母親からは,仕事を言いつけられて嫌な思いをしていた自分が,一緒に仕事をする楽しくなる自分になり,友だちとは,テストで友だちに勝つことだけが目標でかたきのように思えていたのが,えらく思えるようになった。そして,遠い国の人たちの飢え,戦争,沈んでいく島の人のことを思うと胸が痛むようになった自分というように,「ひろがる」様子を読み取っていました。
わたしとつながる人との距離,それらの人への感じ方や視点などが広がっているようにも感じました。
子どもたちは,何度も音読をしていましたが,この学級の子どもたちはとても音読が上手です。きっと情景を思い描きながら読んでいると思いますし,そのような音読ができるのは,これまで,ご家庭でも毎日しっかりと練習をしているからだと思います。
今日は,読み取ったことを話している様子にもたいへんな成長ぶりを感じました。