
文学教材で,大変古くから,価値ある教材として,教科書に掲載され続けてきています。
作品の世界観,内容,本文の表現,柔らかい挿絵など,とても読み応えがある作品です。
数日前から学習に入りました。
今日は,授業始めの音読の様子を見ていました。
本当に物語の世界に入り込んで読んでいる子は,聞いていると,物語の様子が思い浮かんでくるように感じます。そういった子は,頭を揺らしながら,目を輝かせて読んでいます。
きっと家で保護者の方がしっかりと聞いてくださっているのでしょう。
そういった子どもたちは自分からもっとその世界に入り込みたくなって,「本読み聞いて」というような姿になるのだと思います。そして,先生が「想像したこと話して」と言うと,とてもくわしく話をします。
音読はただ単に声に出して読むというのではなく,想像しながら読むことを楽しんでほしいと思っています。
どの学年も近い時期に文学教材に入ると思います。
きっとお忙しい時間に子どもたちは音読をしているのだと思いますが,
毎日聞いていると,ついつい読み終わった後,こうやって読んだ方がいいよと助言をしがちですが,1か所でいいので,「~~のところは,〇〇の様子がとてもよく伝わってきたよ。」といったコメントを伝えてあげてください。
今年度,
実際に6年生でも,お子さんが自分から「ねえ,本読み聞いて」と言ってくるようになったという話を聞きました。
ぜひ試してみてください。ご協力をお願いします。